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映画備忘録: 僕が跳びはねる理由

また滑り込みセーフで見にいった。
何故この映画を観たかったのか
自閉症の人が世界をどんな風に感じているかを
自閉症の人と話映像と音で
近ずけたとあったから

この映画は
原作の東田直樹の自閉症の僕が跳びはねる理由
をもとしにたドキュメンタリー
世界の人と会話を交わすことが難しい
重度の自閉症の家族にいくつかフォーカスして
作られていて
その中に原作の本文を混ぜている
音や、視覚、どんな風に
情報がはいってくるのか
凄く興味があった。
私達はそれぞれ個体であり他人の視覚、思考、触覚などをどう捉えているかを分かるすべはない。

本編の中にある
雨の描写も、私たちが過去の体験を1本のロングフィルムとして認知しているのと
彼らは全てがひとつの1枚のバラバラの写真として
認知しているのと
全体を見て個をみてる人が多い中
ほんとに小さな個から全体をみて
そのバラバラの写真から1枚を見つけているという

でも、もしかすると
今私が普通と感じているそれは
全然違う感じ方なのかもしれない
自閉症スペクトラムが
個性であるというのがなんだか腑に落ちた

私が無知だったので
驚いたが、重度の自閉症でも
人言っている言葉はちゃんと理解していて
それを言葉にすることが出来ないということ、
その子にあった方法を見つけれると
伝える事が出来るようになるということ

この映画を
どう言葉にしていいのか
分からないが
近い未来、自閉症スペクトラムにとどまらず
それぞれの個性が障害ではなく
もっと理解されもう少し寛容になる世界が
来るといいなと少し思った

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