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5億年ぶりにカゲプロ聞いてみた

カゲプロ、というか熱烈なボカロオタクから卒業してはや5年。
培われたオタク特有の誇張表現が健在だったことに悲しむべきか喜ぶべきか。


なぜ突然カゲプロを漁り出したのか。
実はとくに理由はない。なんとなく昔を思い出した拍子に、大きな思い出であったカゲプロが記憶の底からふんわり浮上してきたのだ。


さて、一概にカゲプロといっても曲数は膨大だ。
今回はシリーズから私が1番好きだった曲を振り返ってみようと思う。
ここからは完全に「カゲプロを知っていた人」にしかわからない話が始まるので、知らない方、もしくはあの頃の厨二心をほじくられたくない方はそっと回れ右してほしい。



思い出される小・中学生のころの記憶

カゲプロにハマったきっかけはもちろん「カゲロウデイズ」だ。
歌詞は全て覚えたし、当時YouTubeに溢れかえっていた替え歌までなぜか全部覚えた。
ちなみに私はニコニコ動画は通ってこなかったので、ニコニコ勢はもっと多くのコンテンツを消費していたかもしれない。


小学生だった私は小説や漫画が大好きだった。
現実離れしたストーリーを生きる主人公に自己を投影し、現実逃避に勤しんだ。
そんな私が「好きな子の死を回避するためのタイムリープ」なんて題材に食いつかないわけがなかった。

案の定、ブランコや猫を見つければソワっとしたし、トラックを見てもやはりソワっとした。
8月15日なんて一大イベント以外の何者でもなかった。

そうやってカゲプロ沼に片足を突っ込みたどり着いたのが『アウターサイエンス』だ。


サムネにもしているこの曲

厨二病を虜にする要素しかない

前奏に出てくるサイレンの音、あれを聞いた時からこの曲は私の中のナンバーワンになった。


そこで今回、冗談抜きで5年ぶりにアウターサイエンスのMVを鑑賞することにしたのだ。



MV鑑賞

はい、もうやられてます。
ノイズまみれのテレビは昔のボカロあるあるだと思うんですけど
どうでしょう。
首になにかついてるキャラに我々オタクは弱い。
笑ってる口元だけ映されるやつ、
完全にオタクの需要をわかってやってる。


改めて見ると、
しみじみ「こりゃ中学生の自分が落ちるわけだわ」と思った。ずるい。

この文字のかんじ懐かしい!ボカロっぽい!


「カゲプロにハマる→IAにハマる」

の順でボカロを好きになった私としては
(IAはボカロとはまた違うよ!は一旦おいておいて)
正直リメイクされた声よりも、ボカロ特有の少しの平坦さが好きなのである。
ボカロにしか出せない高音とか。

チルドレンレコードのサビ前の高音が
個人的にはドンピシャ。
わかってくれる人も多いはず。

・だぼっとした服
・首にまきつけたヘビ
・差し伸べられた手の指がばらけてるかんじ
目!ハイ目!クロハは目!!
実は小学生のころ、わりとマリーアンチだった。


途中でストーリーから脱落してしまった私、
正直このとき話をぜんぜん把握していなかったため、なぜ急にマリーがこんなことになっているのかわかっていなかった。
ちなみに今もよくわかっていない。

アザミさんに至っては
この曲が出た2年後くらいに存在を知った。
「誰だこの人?」と思いながら曲を聞いていた。
オタク失格である。

こういうの好きだったんスよ……
みんな大好きゲス顔
素で「ああ、無様な生命よ」とか言ってた。



YouTubeのコメント欄を見ていると

「クロハに性癖歪まされた」
「ゲス顔が推しの条件になってしまった」
「大好物」
「ガチ恋になりそうだった。危なかった」

などの意見が寄せられていました。
ちなみに私は「推し」とかではなく完全に「あれになりたい」と思っていました。イタすぎる。

余談ですが、コメント欄で

・クロハの声優が宮野真守
・「クロハ」という名称は公式ではない

という事実を知った。全然知らんかった(失格)



鑑賞会を終えて

だいぶメンタルはえぐられたけど
大満足のMVでした!

8年前なのに画質が最強。イラスト最強。
そしてじんさん最強!

改めて見てみると、メカクシ団以外に使われているカラーは黄色しかないんだね。
危険を示す色…深い…


中学生の頃はアウターサイエンスが1番好きだったけど、大学生になったいま1番好きな曲は

『サマータイムレコード』です。

小・中学生だった私の青春そのものだったなあ。


これを読んで身をよじったみなさん、
8月15日に向けてカゲプロ再履修してみてはいかがてしょうか!私も聞いてきます👍

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