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最近私が体験した「情けは人のためならず」


 「情けは人のためならず」ということわざの意味、正確にご理解してますか?

 最近は、「情けを掛けると、その人を甘やかしてしまうから良くない」という
意味だと思っている人が多いそうです。
でも、これは間違い。
正しくは、「人に情けをかけていると、巡り巡って自分が困った時に助けてくれる
人が現れる」という意味です。


 普段の私たちは、経済原理で動いています。
品物やサービスが欲しければ、お金を払う。
商品やサービス、労働の対価として、お金をもらう。
そうしないと、生きていけません。

 でも、お金だけが全てじゃない。
お金が大事だから、お金が欲しいからと思い過ぎて、「欲しい欲しい!」が先に
出てしまうと、うまくいかないことも多いのです。

 先日、私は神戸大学生協のお茶の購入を、SNSやメルマガで呼びかけました。
生協がオリジナルの緑茶を大量に仕入れたのですが。
コロナで学生が登校できません。
在庫を抱えて、生協の店長が困っていました。

 知り合いの農学部教授が、facebookに窮状を投稿。
それを私が見て、自分でも購入するとともに、SNSで助けてください!と呼びかけ
ました。

 生協を助けることも、私にとっては1円の収入にもなりません。
時間を使うことになりますので、もったいないと言えばもったいないです。
でも、なんとか力になってあげたいと思う気持ちだけでした。

 そうすると、ご縁があった大学OB多数が購入していただいたのもありますが。
まだお会いしていない、最近ご縁をいただいた方々が購入していただきました!
これには、正直びっくりしました!

 このご縁をいただいた方々とのご縁は。
私のノウハウをまとめた資料を無償提供したところでした。
ある意味、資料提供のお礼の意味なのかもしれません。
しかも、ZOOMでのミーティングがきっかけでしたので、全国から好意が
寄せられました。
本当にありがたいことです。


 困っている人を助けることは、あなたにとっての「徳積み」になります。
いますぐ、目の前の人から返礼があるとは限りません。
でも長い目で見ると、自分が困った時に不思議と助けていただけるようになります。
先日、近江商人の家訓「積善の家に必ず余慶あり」をご紹介しましたが、まさに
この言葉通りだなと実感しました。

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