皆さん近年、よく自立といった言葉をよく耳にするようになったかと思います。その頃、自立に向けて行動をたくさん捉えれた方も多いのではないでしょうか？

これからの時代、精神的にも経済的にも自立していくことは、とても重要になってくることは確かです。ですが、精神的に整える前に自立しようとされる方が非常に多く、行動ばかりで自立しようとした結果、上手くいかなかったり、いきなり仕事を辞めて路頭に迷われた方も多かったのではないでしょうか。

これからの時代は、そもそも精神的な自立が求められていますし、この混沌とした時代、生きやすい生き方となりますよね。精神的な自立なしに経済的な自立をしていくのには無理があるのです。もちろん、全ての方ではないかと思いますが、そういった方がとても多いと感じています。

ですので今現在、精神的にも経済的にも自立されたいと思われたいる方に、選択を間違わないために、ぜひ聞いていただきたい内容となります。

実は自立をされる前に大切になってくるのが、自律となります。

この時、まずは自分を律する自律から始まり、そこから自立していく事なのです。ただ決してダラダラしたらダメだと言うことではありません。

✔️ここで言う、自分を律する自律とは何か？

それは、「欲望の赴くまま」な自分から「心が赴くままに」変化させていくことなのです。

人にはたくさんの欲望があります。これまでマインドで生きてきている私たちです。これまで私も含め「欲望の赴くまま」に生きてきている人がほとんどですので、自分を律する事が出来ずに眠ってきているのです。

例えば、欲望の趣くままに暴飲暴食をしていたら、気付いた時には取り返しがつかないくらい太っていたなんてこともありますよね。

その他にも、美味しいケーキを食べ続ける、テレビ見だしたら見っぱなし、SNSを見出したらそのまま、ずーっと見続けてしまう、食べたいものを食べたいだけお腹いっぱいまで食べる、欲望の赴くままに行くと、自分を満たしてくれるものを探し続け、このようなことから不健康になったり、無気力になってしまったり、時には破滅に向かうこともありますよね。

だからと言って、自分の欲を押さえ、親が医者だから医学部に行くといったことや、人の目が気になるため、ほんとにしたい事から逃げ諦めてしまうといったように、「心が赴くおもむく」方向から離れていくことも、我慢になり、ストレスとなります。

欲があることが全てダメなことではありません。

ですが、欲望によって自分が制御出来ずにいると、欲望に支配され続けてしまい、ただ目の前の欲を満たすことで終わっていってしまうことにもなりかねないのです。

では、その「欲望の赴くまま」と「心が赴くままに」を、どのように見分ければ良いかのをお伝していきたいと思います。

例えば、焼肉屋の前を通り、匂いにつられて入ってしまう！なんてことは、欲望に導かれているのです。これは外界から掻き立てられている欲望となります。

ですが、体が疲れている時に、買い物に行くとビタミン豊富な果物や野菜にやたらと惹かれたりすることはありませんでしょうか？そのあと料理して食べてみると、とても美味しい！と心や体が喜んでいることを感じられたとき、これは内側から心が呼んでいるものとなります。

見極める基準は、心の叫びなのか、欲望の誘惑なのかとなります。

ただ確かに見極めは難しいかと思いますので、ここで簡単にできる見極め方の習慣をお伝えしたいと思います。

ここで相反することを言いますが、意味がありますのでぜひ聞いていただければと思います。

ただ欲というとマイナスのイメージがあるかもしれませんが、欲こそが人間の生きるエネルギーの源でもあると思います。なにかを得たいと思うからこそ努力し、成長するからなのです。

とはいえ、他人を押しのけて欲に突き進むばかりではいけません。2024年は人間であり神である、本来の姿の融合となる、精神性を高めていくことなのです。

欲があるぶん、これまでの人間からすると対極にある神の要素を高めなくてはならないのです。こうして双方のバランスをより高みに上げていくことが、人類の成長なのではないでしょうか。ただこれは、対極なのではなく本来、人間は神の一部であり、神と繋がっている存在なわけですから、何も不思議なことではなく、本来の姿に戻っていくべく、より神意識に目覚めていくことなのです。その時、「欲望の赴くまま」から「心が赴くままに」に切り替えていく必要があるのです。

そうすると、欲望のために夢を叶えようとするのではなく、心赴くままに夢を叶えようとするからこそ、本当の自立となるのだと思います。

✔️ゾルバザブッダとはご存知でしょうか？

仏陀（ブッダ）とは

まず、「仏陀」はサンスクリット語の「ブドゥ」という言葉が語源です。仏陀には「目覚めた人」や「悟りを開いた人」という意味が込められています。

『ブッダの生き方』というのは、自分自身の精神を見つめ、精神を磨いていく生き方。

『ゾルバの生き方』というのは、物質世界の豊さを楽しむ生き方。

悟りを開きながら物質世界の豊さを楽しむ生き方であり、それが可能であると言う事なのです。

人間であるからこその楽しみもあると思うのです。

ですが、これからはマインドを喜ばせる外側から満たす欲ではなく、スピリットを喜ばせる内側からの欲に精神性を高めていくことなのです。

すると自律することができるようになり、ステップを踏み自立することが出来るあなたになっていくことで、フリーランスでも行動が取れるあなたになっていたり、無理なく頑張れたり、していくようになります。

過酷な仕事でない限り、仕事をしているから時間がないのではなく、仕事をしながら、副業をしたり自分の趣味や学びの時間などを作ることが出来るので、フリーランスになっても時間を上手く活用することが出来るのですが、そうでない場合、フリーランスになったは良いけど、つい欲望に負けて、やりたいことをやらずにダラダラしすぎてしまったり、娯楽に走ってしまったりしてしまうことで、時間があるのに関わらず上手く時間が作れないといったことになってしまうのです。

ビジネス系の動画で、よく見かけるのが、ビジネスのアドバイスをしていることよりも、先にマインドセットすることや心のメンテナンスをしていることです。やはり、ここが重要なポイントになってくるのだなと実感したのですが、このようなことからも、自立をされる前に、自律を意識していくことで、あなたもゾルバザブッダのように、悟りを開きながら物質世界の豊さを楽しむ生き方が可能になっていくと言うことです。

これは決して自分に厳しくなることなのではなく、欲望に振り回されず、人間だからこその欲も自分が軸を取っていけるようになることなのです。なぜなら、自分の必要なことに時間とお金を使えるようになるため、意味のあるお金の使い方にも変わります。すると自由度が増すこととなります。

これが中庸な生き方となります。

自立と聞いた時、自分でなんとかしなければと、人に頼ってはいけないと思ってしまう方も非常に多いです。これも誤認識なのです。人に頼ってはいけないとったマインドの場合は意固地となります。自立とは人に頼ってはいけないことではなく、本来、人に頼ることがむしろ出来るようになることなのです。

例えば、覚醒は自分で起こさなければいけない、心を癒すことも自分一人で気付かなければ、と思ってしまうことで、余計に遠回りになってしまう方がいらっしゃいます。

これからは助け合いや、支え合い、共に手を取り合っていく時代でもあります。自分が助けられた人がいるから、心から誰かに純粋に愛を持って、次は誰かに返そうと思えるのです。愛が循環していくサイクルとなります。

頼るということは、愛を受け取ると言う事です。受け取り上手になると言うことなのです。

昨年セドナに行った時、こんなことがありました。

ハワイ経由だったのですが、乗り継ぎが分からず困っていたところ、親身になって案内してくれたおじさんがいたのです。昔の私でしたら、断っていたと思います。初めは警戒していたのですが、シンプルにとても日本が好きで助けてくれた良いおじさんだったのです。この時、私は、困っている人がいたら、いただいた愛情を恩送りしていこうと心から思った出来事でもありました。

その他にも、昔セッションを受け、その時の私を助けてくれた方がいます。その経験があるからこそ、人の役に立てる私になることではなく、その感謝を人に恩送りとしようと心から思えていることが、ヒーラーとしての原動力となっています。

✔️本日のまとめ

精神的にも経済的にも自立していくには、まずは自分を律する自律から始まり、そこから自立していく事となります。欲の全てダメなのではなく、人はなにかを得たいと思うからこそ努力し、成長するものです。ですので「欲望の赴くまま」から「心が赴くままに」に進化成長させる事です。見極める基準は、心の叫びなのか、欲望の誘惑なのか。

すると、あなたも悟りを開きながら物質世界の豊さを楽しむ生き方に入っていくことができますよ。

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