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「やってもやらなくてもいいこと」からのレベルアップ

朝のアラームは1度で起きるようにしている。「二度寝しちゃうから」と10分おきにセットしたこともあるが、その間「起きなくちゃいけないのに起きられない」という罪悪感に苛まれるので、「絶対に起きなくちゃいけない時間にセットして1度で起きる」と決めてから概ねうまくいっている。

今は朝5時半にセット。それは朝走りたいから。なぜ走りたいかというと、ベスト体重に戻して体力をつけるため。5時半に起きられないと通りに人がいない時間を逃し、ノーメイクが気になってくる。お弁当作りにも間に合わない。走るためにはギリギリの時間だ。

今仕事がひと段落して、次なる活動に向けてレベルアップしたいと考えるようになった。ところが「あっちに手をつけ、こっちに手をつけ」で進まない。これは「やりたい」という気持ちが足りてないのだろうか。

「やってもやらなくてもいいこと」から「やるべきこと」へ

今取り組もうとしているのは「カラー(色彩)についてより深く知る」「インテリアレッスンを開く」「我が家のDIY」だが、目標としてはだいぶぼんやりしている。正直現状維持であればやってもやらなくてもいい。そうどこかで思っているから、進まないのかもしれない。

ほんとうにそうだろうか。

「カラー(色彩)についてより深く知(る)」りたいと思ったのは、お客様の安心感に繋がるからだ。今は私の経験や知識で「こちらの方がいい」と説明しているけれど、そこで数値化、図式化されたものを明示できれば納得感も違うし、「理由がある」ことがわかり安心してもらえる。わたしがレベルアップすることで、確実にお客様の不安を減らすことができるのだ。

「インテリアレッスンを開きたい」のは、ブログやnoteで記事を書くことで「おもしろい」「知らなかった」といってもらえたことが嬉しかったから。インテリアのおもしろさを(読むだけじゃなく)体感してもらえるような場を提供できたら楽しいんじゃないか、それが発端だった。そんな時間をみんなで共有できたら、家がもっと居心地のいい場所になるし、インテリアが楽しいものになる。

「我が家のDIY」は、DIYこそが「お金が(たくさん)なくても、インテリアを楽しめる」唯一の道だと思っているから。それを実践で示したかったからだ。わたしが実践することで、もっと選択肢があることを知ってもらえるし、いい家具や素材があることも伝えられる。「自宅」ということで、わたし目線でのものの選び方を伝えられる。

もしわたしの「やってもやらなくてもいいこと」が人の役にたつのなら、それは「やるべきこと」じゃないだろうか。

わたしのレベルアップが誰かの役にたつ…?

数年前から、「人の役に立ちたい」と思うようになった。昔からかなりのマイペース、自分の目の前のことにしか関心がなかったし、空気をよんだこともないし、友達がいなくても平気だった。

でも歳をとって前より少し周りが見えてきて、人の優しさやすごさがわかるようになったし、目の前の人を傷つけた時に気がつくようになった。「こんなわたしでも何か人の役にたつことはないかな」と考えたとき、唯一思いつくのがインテリアだった。

「レベルアップすることが、誰かの役に立つことだ」と思ってみると、全然話は違ってくる。俄然やる気が出てくる。「やりたい!」という強い想いさえあれば、その方法を考えればいい(期限も決めたほうがいい)。今自分が取り組める、実現可能なところから、人の役に立てる道を模索していきたい。


見出し画像のアート作品:岩崎貴宏 Out of Disorder(Layer and Folding)

京都市京セラ美術館「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」



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