掃除が習慣化できない!を克服する
インテリアコーディネーターのほかに、ライフオーガナイザー2級とホームステージング2級をもっているわたしですが、お掃除はあまり得意ではありません。お掃除術そのものには興味があり、ナチュラルクリーニングの本は何冊ももっているし、インテリアショップであたらしいおしゃれ洗剤をみつけるとついつい買っちゃいますが、人になにかを語れるほど実生活で実践できていません。
我が家には夫と、子どもが2人、ねこが2匹いて、だれも部屋の状態に関心を持つ人がいません。
こんなふうにつねに床になにかが落ちていて、わたしが拾うまで1週間でも2週間でもこのままの状態をキープしています。
ねこを飼っている人はわかると思いますが、猫砂はかならずどこかに落ちていて、足の裏にくっつきます。
インテリアは掃除のしやすいミニマムスタイルより、ものにあふれたマキシマムスタイルが断然好みです。でもこういうお部屋、ホコリまみれじゃちがうよね?って思います。なーんだ、写真じゃきれいでも実際はほこりまみれじゃん、って言われたくない。
だから自分がマキシマムスタイルを極めるなら、まず清潔を保てなくちゃ、というのがこえられない壁としてありました。
ある日思いついた、掃除の原点
「掃除する時間を決める」「毎朝起きたらフローリングワイパーをかけてホコリをとる」「常にふきんをもって拭く」などいろいろ試してますが続きません。要は掃除が習慣化できないんです、いつまでたっても。そこで「面倒くさくない」「すぐできる」ことからはじめてみることに。
それが「とりあえず拾う」掃除。
「拾う」って掃除のはじめの一歩みたいなものです。掃除機をかけるためにはものがない状態が楽だし、置きっぱなし、落ちっぱなしのものをかたづけるだけで見た目がずいぶんすっきりします。だから髪の毛一本でも、見つけたら拾うってところからはじめてみました。
これがなかなかいいんです。
洗面所は髪の毛を拾うだけでちがいます。猫砂だって落ちてるものをかたっぱしから拾って、ぽいぽいトイレに戻します。
※落ちてる猫砂は、猫の手足にくっついたものを取ろうとしてふることで飛び散るので、きたなくないという前提です。
拾うのに道具はいらず、実に手軽。そして拾っていると、もっと効率的に取りたくなるので手元にある掃除道具に手が出ます。
「拾うだけ掃除」を効果あるものにするために、すぐ手が届く場所に掃除道具を置いておくことが大切です。わたしは洗面所にはティッシュ、脱衣所にはカーペットクリーナー、猫トイレのそばにはほうきを置いています。拾うことは掃除をはじめやすくする勢いをつくってくれます。
あとがき
ここまで書いて、あまりにもレベルが低くてひかれたらどうしよう…っておもいましたが…。まぁ、いっか。わたしのようにできない人はほかにもいるはず!
むかしFM横浜をきいていたころ、美容家の大高博幸さんが「きれいな眉毛を保つには、毎日3本ずつ抜けばいいのよ」ってお話されていて、掃除も毎日拾っていれば結構きれいになるなーって思って書いてみました。
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