黒井マカロニ/かみのけモツレク

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黒井マカロニ/かみのけモツレク

ZINE 日記 本 ダルバート 個人書店 ミニシアター クラシックコンサート ストリップ劇場 ギャラリー 美術館

最近の記事

20240424

勤務中、フロアに30個ほどのおかきを配ってまわった。しょうゆ、海苔、金胡麻、ゆず胡椒、さくら海老。個包装の偏光パールが上品に光る。なかなかしゃれたおかきだ。できるだけ何も考えずに机に置いていく。味を選ばせてあげる先輩もいたが、ランダム方式。気に入らなければ後でトレードせえ。個数も適当。常設のお菓子ボックス(上長が飴やブルボンの個包装菓子を頻繁に補充していて、自由に食べていいことになっている)に余りをブチ込めるのがこのフロアの助かるところ。社外からのいただきものならまだしも、す

    • 20240420

      寝る支度をせずに寝てしまい、6時に起きる。ここ一週間くらいずっとこう。朝マックはやめて、でも行った時に食べるふわふわバンズのサンドの中身を意識してハムエッグにチーズをのせる。そしてこれをトーストにのせる。冷凍庫のパセリをふると、家で食べてよかったなと思える風味が出た。朝食後楽器を弾く。 11時半、DELI着。ダムタイプの展示を見に来たらそこはカレー屋だった。南インドプレートにはケールのサラダが!好物なのにどうもうまく調理できず、ロイヤルホストを拠り所としていた。思わぬケール

      • 20240416

        誰がなんと言おうとちょっと酸っぱくて野菜のたくさん入ったギルティフリーな食事をしたいのや、と声に出して長谷川あかりさんのもずくトマト鍋をつくってフライパンからよそって啜る。お守りレシピとか言う人はちょっと…という自分の警戒心が負ける、好きな味なのだ。もずくでほとんど味付けが終わるし、きのこはチュルチュルだし、ちょっと辛くすることもできる。不意に、バラバラバラバラ…と雨音がしだした。ベランダの手すりに打ちつける音。雷鳴は遠く、しかし地鳴りのように大きかった。忘れたころにまた鳴っ

        • 数に溺れて

          「数に溺れて」の本編中にずっとモーツァルトの二重協奏曲が流れている…と思ったらエンドロールで1stViolin、2ndViolinというふうに奏者のクレジットがあったので映画と共にサウンドトラックが制作されたことがわかった。マイケル・ナイマン作曲。実演動画を見て初めて二重協奏曲の第2楽章の要素がばらばらになって繰り返されていることがわかった。 先々週の末に見た映画が「灯火は消えず」で、例えば母娘の確執を表す「いらない。食欲ない。」というセリフなどあまりにもステレオタイプで辟

          20240410

          10時45分から病院。待合室ではアンパンマンが流れていた。この時間に放映しているらしい。カバオ達が胡蝶蘭を持っている。鉢ではなく花のついた茎。やがて胡蝶蘭の精が登場。チャイナドレスを着た高飛車キャラ。バイキンマンに捕まったところで処方せんを渡される。 薬局を出て駅へ。奈良行きの電車は海外旅行客だらけ。国内旅行客は見当たらない。toi飲食店で昼食をとる。ダルは茄子も入ったベジカレーで、これが絶品。マサラ卵はつけダレにつかった状態で小皿に盛られてきてお得。タレは食べるラー油のよ

          20240409

          休みが増えると休みの前日が増える。代休をとるときは週末とつなげないで水曜日にとる。それで火曜のレイトショーを見に行く。「成功したオタク」を今上映しているのは心斎橋だけ。足を伸ばそう。そう決めて月曜に労働を終えて自宅に戻ると、ツイッターがラニーノーズのオタクしゅんきの書いたnoteの話でもちきりになっていた。おすすめタブには関連ツイートが表示されるから、だとしても。読まずにいたい気がしたが「しゅんきのおばあちゃん」が気になったので読んだ。当該記事以外にもインパクトを持った記事が

          20240406

          朝起きてすぐ布団を干し、毛布を干し、クイックルワイパーをかけ始めたところで彼氏から連絡があった。電車に乗ったという。身支度を何もしていないので一旦家に来てもらうことにする。がらんとした部屋に置いた椅子に上着を着たまま腰掛ける彼氏の横で靴下を履いた。そこの電線にちっちゃい鳥が来るようになってん。スズメとかでもない知らん鳥やねん。この部屋来て10年以上なるけどこんなん来たことないと思う。さほど興味がなさそうだがシジュウカラの話を続けると、「何匹?」。たぶん特定の1羽が来ている。ウ

          20240401

          3月の半ばからベランダの近くの電線に見慣れない小鳥が来るようになった。10年以上ここに住んでいるが継続して来るのは初めて。「黒 お腹白 小鳥」で検索するとシジュウカラと思われる。割と複雑なパターンでさえずるのでじっと眺めていても飽きない。雨降りでも来る。体調が悪く雨続きの憂鬱な3月後半の記憶の1ページにあのシジュウカラがいる。(佐伯ポインティもいる。どの動画も全く同じ画角なのにじっと画面を見てしまう。30分の総集編動画が次々に出てきて、気づけば数時間猥談を視聴している。)4月

          20240329

          「お茶でもしといてくれたら」とLINEが来ているが、駅前のホテルの外のベンチに座って待つことにした。それくらい寒くない。昨日はそうではなかった。スマホで「なにを着て生きていくか」と題した日記を書く。やがて彼氏がやってくる。私の後ろにあるホテルの一室を見上げて「シェフいる」と言う。3階のパーティー会場の窓際にコック帽を被った後ろ頭が見えている。手元に目線を落としたりせず顔を上げているようだ。なぜキッチンではなくパーティー会場の端にいて、手持ち無沙汰なのだろう。他の人の頭もテーブ

          洗濯用洗剤とボディソープ

          2月に四国旅行に行った時に高松駅のホームの柱に大きな5省庁連名の香害啓発ポスターが貼ってあった。消費者庁、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省。「その香り、困っている人がいるかも?」。2021年に発行されたらしいのだが私の生活圏内で目にすることはなかった。そして、旅行から帰ってから見かけることもない。先日、整体師のアカウントがマイクロカプセル入り洗剤の残り香の影響の大きさを指摘していた。従来の香りつき洗剤とは化学物質過敏症の人の状態がケタ違いに悪くなるらしい。洗濯用洗剤

          なにを着て生きていくか

          飲み会にて、ほぼ話したことのない人がたまたま近くの席に来て「僕の大学の友達にめっちゃ似てるんですよ」と話しかけてくる。きっと目の離れた人なんじゃないか、と話を聞いてみる。写真ないかな、ほんとにそっくりなんですよ、とLINEのトーク履歴を辿っているのを横目で見ると四角い吹き出しがぽんぽんと並んで活発にやりとりしているのがわかる。ないですね、とパッと画面を閉じて、髪型と眼鏡の感じが似てて…黒井さん見てて、こういうファッションすればいいのに〜!と思ったんですよね。と話は続いた。なん

          20240328

          ストリップに興味があるという友人と日程調整をしていて、「平日のほうがゆっくり見られる」と書き送ると「私は平日ベビー連れならいけます!」と返ってきた。そこから3分くらい東洋ショーの客席や女子トイレ前のソファに友人が下の子を抱いて座っているところを想像していた。女子トイレの前は喫煙所だが…。18歳未満入場禁止であることを思い出すまでの思考実験。返信がなければその発想はなかった。 思考の癖があって、「〇〇さんが可哀想だろ」という怒りに囚われやすいことがわかった。他人の境遇を自分な

          20240316

          チェーン書店メモ ・中村倫也が雑炊のレシピ本を出している ・池内紀が「すごいトシヨリBOOK」みたいなタイトルの本を出している ・新書「年寄りをなめるな」 ・クロスワードやナンプレの雑誌の棚幅の広さ ・Zipperが復刊していると思いきやムック本だった ドンキメモ ・瑛太 ・ドンキにはドンキに売っている奇抜な服を着た家族連れがいる ・家族連れからはそれぞれの自宅の匂いがする ・ドンキに売っている奇抜な服の格好とは。ジャージ、ベティちゃんのイラストつきのシャツ、クロックスのよ

          20240312

          これにて終了です、お見送りはできないんですが、こちらからお帰りくださいとCちゃんが茶室の戸という戸を開け放すと、真っ暗な庭園が広がっていた。その瞬間冷気が吹き込んだはずだが、お茶会中も室内には隙間風がそよいでいたので視覚の変化の方が大きかった。夜の花園中央公園を訪れる人は少ない。静寂の中Cちゃんのお点前を眺めていると、カタカタと木戸が風に揺れる音が耳に入ってきた。誰かがはしゃいでいるのか、怪鳥の鳴き声のような奇声も遠くに2回聞こえた。今日のお茶会は初心者向けの体験イベントで、

          20240306

          ドラッグストアの改装により取り扱い商品が倍増し、キムチの近くにたたきごぼうが並んでいる→ちょっと悩んだが好物なので買う→カレープレートの付け合わせに→上3つ、下1つのダルバート皿の仕切りのうちひとつが埋まったことによりプレート構成のインスピレーションがわいてくる 左からたたきごぼう、春菊納豆和え、チキチキボーン(iloiloで買ったチャットマサラがけ) 下はごはんとカニチップ 京都文フリのドメスティックペンギン(ペンギンとジャージ着用人間のカレーなる同居生活4コマ漫画)の

          ぎょうざの満洲で豪遊

          HとKと気晴らしをする会。日曜ごとにおじさんの自己実現に付き合わされ、振り回されて消耗している。「俺は顔がきく」という設定。外では大口を叩いて安請け合い。何か指摘されてもごまかす。情報を握る。蓋を開けると当人以外全員が危惧したとおりの状況に陥っている。これが無給だなんて!生涯学習とは何なのだろう。ケチョンケチョンに言ってはいるが、本当に苦労している立場なのは私より断然HとK。店はどこでもよさそうだったので「こっちにぎょうざの満洲があるねん」と言ってアマオケの練習帰りに連れて行