私の趣味はクリエイティブ・コーディング。絵やアニメーションを描くプログラムを書くという創作活動を楽しんでいます。

プログラムを書くのにはパソコンを使っています。

パソコンのパーツで一番大切なのは？

さて、パソコンのパーツの中で皆さんが重視するものは何でしょう？
私が一番重要視しているのは「キーボード」です。

CPU？ メモリ？ もちろんそれも大事ですね。
でも考えてみて下さい。家が火事になったとして CPU やメモリを取り外して持ち出すことはないでしょう？ でも、キーボードなら持って逃げますよね？

無人島に CPU は持っていかないけど、キーボードなら持っていくでしょう？

初任給で買うものといえば今まで育ててくれた両親へ感謝の気持ちを込めたキーボードだし、人気の誕生日プレゼントといえば男女問わずキーボードです。

今年の林間学校は山がいいか海がいいかとなったとき、「キーボードがいいのに…」と思ったことは誰しも経験のあることでしょう。

心が傷ついたときそっと慰めてくれたのはキーボードだったし、娘が組織にさらわれたとき、助けに向かう父の手にあるのも決まってキーボードです。
どこのご家庭の地下にもいざというときのためのキーボード保管庫ってありますよね？

ここまでは一般論ですが、私にとってキーボードはプログラムを書くのに欠かせないもの。プログラムを書くという行為はコンピュータとの対話であり、キーボードはコンピュータに私の意思を伝えるためのインターフェース。とても大切なものなのです。

私の推しキーボード

そんな私のイチオシ・キーボードは「IBM Model M Space Saving Keyboard」です！

シブい！畳がよく似合う！

ケーブルもぶっとくてステキ！ （一般のUSBケーブルと比べてください）

このキーボードの何がいいかというと、キーの押下を支えるバックリング・スプリング（折れ曲がるバネ）という独特の機構による打鍵感です。

バネを真っすぐ押したときの跳ね返りではなく、斜めに押していってある所でペキっと折れ曲がる感触が、本当にもう何物にも変えられない、えも言われぬ快感を呼び起こすのです！

その代わり、打鍵音は超絶うるさいです。
メカニカルキーボードは音がうるさいと言われますが、そんなの Model M の打鍵音に比べたらヒヨコちゃんの寝息です。

さらにキーの押下圧も重く、チェリーの黒軸よりも重いです。指太くなります。

そしてキーボード全体の重量も重い！ノートパソコンより重い！中に鉄板が入ってます。マジで。

コネクタは PS/2 （プレイステーションじゃないよ）なので、現状 USB への変換器が欠かせません。

そんな欠点もあるキーボードですが、これが好きなの！この打鍵感堪らないの！もう用も無いのに触っちゃう！ 文字を打つ度小躍りしちゃう！ 感謝の祈りも捧げちゃう！

日々の幸せは良いキーボードから

中古で購入した私の「IBM Model M Space Saving Keyboard」は 1991年製。しっかりした造りで今でも現役、どこにも不調はありません。

良いキーボードを使っていると、それだけでコーディングや文章書きが楽しくなります。とにかくキーボードを触っているだけで気持ちいい。毎日キーボードを触りたくてたまらない…

自分の好みに合ったキーボードを見つけられた私は幸せ者です。皆さんも気が向いたら自分に合う良いキーボードを探してみては？

ただし、その際は IBM Model M 以外で…
IBM Model M は私だけのものなんだからねっ！🙎‍♀️

ご参考

Model M の魅力を語る記事

バックリング・スプリング（座屈ばね）機構について

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