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SaQZaQさん-企画展「時計屋さんのアート展覧会」クリエイターインタビュー

皆様こんにちは。京都の手作り時計店DEDEGUMO(デデグモ)です。
DEDEGUMO GALLERY SPACEでは現在、企画展 「時計屋さんのアート展覧会」を開催中です。43名のクリエイター様の文字盤デザイン時計を一堂に展示販売しております。

こちらのnoteではご参加クリエイター様のご紹介とインタビュー内容を掲載いたします。

【作品紹介】SaQZaQさん

3DCGで彫刻を製作しています。
ミニマルで無機質な有機物をコンセプトに、二つの楕円形の空洞が空いた人に限定しないシルエットが特徴的な偶像の制作をしています。
サイトリンク https://twitter.com/ZaQ_001

SaQZaQさんのデザイン時計は下記になります。


【インタビュー】SaQZaQさん

Q 自己紹介をお願いします。

A 普段は3DCGで作品制作を行うことが多いですが、最近はミニマルで無機質な有機的なハニワを制作中しています。「存在と認識」の解釈を様々な手法で制作することで、作品そのものが思考のシンボルとなるところに面白みを感じています。思考を言語化しながら、そう出来ない部分と作品となった差分とを感じてもらえるような経験のきっかけを目指しています。

Q 今回の時計デザインで注目して欲しい点や制作エピソードなどありましたらお願いします。

A 今回のデザインは5月20日〜21日出店予定のおばけドーナツのロゴをベースにデザインしています。おばけドーナツはイラストレーターのましろようさんとのコラボで生まれた、ドーナツに挟まったおばけがモチーフになっているキャラクターです。
ドーナツの穴から顔を覗かせるおばけをロゴとしてデザインしました。
このロゴを文字盤にするにあたり、穴やおばけの空虚性と、時間の存在について考えていくうちに、時計なのに時間を定義づけないようなデザインにしようと考えました。
最終的には、DEDEGUMOさんの時計のフレームや革のベルトとのバランスを考え、いたずら好きなおばけの性格と、時間のあり方を影のようなおばけドーナツのロゴと、いたずら書きのような手触り感あるタッチで「惑わすおばけ」としてデザインしました。


Q アナログ時計の魅力はどんなところですか?

A 機能性だけではない魅力があると思います。
機能だけで見ると、スマホやスマートウォッチが万能ですが、アナログ時計は仕組みとして秒針が動くので、同じ瞬間を生きるものとして、身につける喜びを感じられます。
自分で確認したい時に見ることが出来て、時計側から急かしてくる事はなく、ファッションとしても余裕があるのが魅力の一つだと思います。
普段アクセサリーを着けなくてもアクセントとして身につけやすいのがいいですね。

Q 今後の活動予定や目標などありましたらお願いします。

A 直近では2023年5月20日〜5月21日に東京ビックサイトで行われるデザフェスに初出店します!
今回の文字盤のモチーフでもある、おばけドーナツのアクセサリーや、二つの楕円形の穴が特徴的な動物のフィギュア販売と、その他にも珍しいコラボものも数点出す予定ですのでぜひH -379ブースへお越しください!


SaQZaQさんは昨年のDEDEGUMOギャラリースペースの企画展にもご参加いただき3Dプリンターを使ってハニワの置物をご出品いただきました。キャラクターがシンプルでそれでいてとてもデザインセンスのある素敵な作品でした。
今回もSaQZaQさんの素敵センスがとても生かされた時計デザインになっています。こちらもデザインフェスタでご覧いただけると思いますので是非チェックしてみて下さい!


DEDEGUMO オフィシャルサイト「時計屋さんのアート展覧会」特設ページhttps://www.dedegumo.jp/202304
DEDEGUMOオンラインショップ https://dedegumo.shop-pro.jp/


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