[PJCS2019]コントロールゾロアーク解説

はじめまして、しゅん(@Dedenneshun)です。


今回noteを投稿するのは初めてになるので簡単に自己紹介をします。
ポケモンカードを始めたのはDPの頃なのでポケカ歴は10年程です。実績としてはWCSに4度出場(今年で5度目)、最高順位はシニアで9位、マスターで20位です。過去に作成したグランブルデッキで僕のことを知ってくれた方も多いと思います。


今回は先日のPJCS2019で使用したコントロールゾロアークの解説を書こうと思います。無料部分と有料部分に分かれているので興味のある部分だけでも読んでいただけるとありがたいです。


はじめに


この記事は僕が1か月近くかけて得たコントロールゾロアークに関する知識をできるだけ伝えられるようにして書きました
しかし、このデッキは調整メンバーもプレイングが難しいという理由で使用を断念するほど難しいのでそれでも回してみたいと思う方は購入していただけるとありがたいです。
また、自分が使うつもりがなくてもこの記事を読むとコントロールゾロアークが何をしてくるのか、僕がどのように考えてデッキを作っているのかがわかり勉強になるはずなので、役に立てられると思います。
プレイング面に関しては1つ1つの場面によって細かく変わってくるものなのですべてを言語化するのは非常に難しくこの記事を読むだけで完璧なプレイができるようになるわけではありません。しかし、この記事を購入してくださった方からの質問には(@Dedenneshun)へDMをいただければお答えした上で、追記、修正を検討するようにいたしますので安心してください。
それでは本編へ入っていきます。

大会当日の振り返り


・1戦目 vsレシリザ 後攻  負け
対戦相手のマリガンでブルー型であることが判明、こちらはウツギ博士のレクチャーから盤面を作っていき相手のサイドが2枚の時にリセットスタンプ+ムサシとコジロウでハンデスをしてフルメタルウォールでバトル場のエネルギーを無くすことに成功するもその時点で残り時間が10分を切っていた。そこからリソースマネージメントを使いながらベンチのレシリザのエネルギーをクラッシュハンマーで剥がしてからサイドを取りに行こうとするが時間が足りず、時間切れ直前に投了。

・2戦目 vsビーストボックス 先攻 勝ち
対戦相手はマッシブーンGXスタート、こちらはヤレユータンスタート。ウツギ博士のレクチャーから盤面を展開しバトル場のヤレユータンにW無色エネルギーを付けてターンを返すとビーストエネルギーをつけられて倒されてしまう。しかし、その返しのターンのクラッシュハンマーでオモテを出せたので脅威であったビーストエネルギーの除去に成功。相手の場にはウルトラへんかんのアーゴヨンGXが複数いてハンデスプランは難しいなと思いながらどう勝つかを考えていると途中で基本エネルギーが入っていなくビーストリングを警戒する必要がないことに気づき、スレッジハンマーで倒されないようにサイドが4になるターンを作らないようにサイドを進めていき無事にサイドを取りきって勝ち。

・3戦目 vsレシリザ 後攻 勝ち
こちらもブルー型のレシリザ。相手のサイドが3枚の時にマタドガス込みでハンデス+フルメタルウォールに成功し、リソースマネージメントでクラッシュハンマー2枚とザクザクピッケルを使い回していると、途中で対戦相手からエネルギーが足りなくなり、バトル場のポケモンが逃げられないとのことで投了を宣言されました。ただこの時点で残り時間が10分程あったので続いていても時間切れになることはなかったと思います。
・4戦目 vsジラサン 先攻 勝ち
こちらベトベタースタート、相手はフェロマッシスタート。こちらは順調にウツギ博士のレクチャーで盤面を展開。相手もスタートしたポケモンが弱かったものの順調にねがいぼしを使いつつアサルトサンダーでベトベターを倒してくる。その後は盤面を整えつつベトベトンをクチナシを使い盤面に出し、相手のサイドが2枚の時にハンデスに成功。盤面にフェロマッシがいてくれたのでこちらのサイドが4枚のターンを経過しないようにサイドを取り進めて勝ち。

・5戦目 レシリザ 後攻 勝ち
カキ+ドラン型のレシリザ。相手がマリガンを4回して手札が増えるもウツギ博士のレクチャーを打てない状態であまり良い手札ではないなと思っていたらやぶれかぶれをされる。そこからプレシャスボールを引くことができ、デデチェンジからウツギ博士のレクチャーへとつなぐことができた。
その後相手がやぶれかぶれで手札が良くなかったようで手札が3枚だったのでマタドガス+ムサシとコジロウでハンデス。こちら側に余裕ができたので盤面を整えつつ相手の場のエネルギーをなくし、サイドを取り切って勝ち。

・6戦目ゾロダスト 先攻 勝ち
こちらはメルカリスタート、相手がレシリザだと厳しい試合になるなと思っていたら相手はミュウミュウTAGとベンチにヤブクロン、
超デッキだと分かりメルカリにエネルギーを付けてサイドを取りに行くプランにしようと考える。ウツギ博士のレクチャーで山札を見た時に鋼エネルギーが1枚サイドにあることを確認したので2ターン目にたまたま手札にあったグラジオで回収して3ターン目からヘビーインパクトを使っていく。相手も1ターン目にウツギ博士のレクチャーを使って来たのでそこでゾロダストだと判明した。こちらのクラッシュハンマーやスカル団のしたっぱで相手が攻撃できなかったターンが多く、そのまま押し切って勝ち。

・7戦目 モクナシ 先攻 勝ち
相手のバトル場にモクナシがいてその時点ではモクナシレックガノンを警戒していた。しかし相手のターンにフシギダネを進化させてきたことからフシギバナとラフレシアが入ってる耐久型のモクナシであると推測。アマージョまで入っているとエネルギーを剥がしきるプランが取れないなと考えていたがその後の相手の動きから入っていないと分かる。途中は逃げエネの多いフシギバナを呼んで妨害しつつ盤面と手札を整え、相手のサイドが2枚のターンでハンデス+フルメタルウォールに成功。その後はリソースマネージメントでクラッシュハンマーを使い回し盤面からエネルギーをなくしてサイドを取りきり勝ち。

・8戦目 レシリザ 後攻 勝ち
ミュウミュウTAGとレイジングアウトのリザードンGXが入ってる型。途中で相手の手札が3枚になったターンでスタンプを使わずにハンデスに成功する。しかしこちらの山札が減っておらず、盤面のエネルギーを剥がしきるのに時間がかかる。レシリザのエネルギーを剥がしきったところでミュウミュウTAGにはエネルギーが残っているが、こちらの場にベトベトンがいることもあり、時間切れを恐れてサイドを取りに行く。最後の2ターンは隠密フードを引かれた上でこんらんのチェックで表を出されレイジングアウトを使われていたら負けていたが引かれなかったので勝ち。

・9戦目 レシリザ 先攻 勝ち
カキ+ドラン型のレシリザ。ウツギ博士のレクチャーからしっかりと盤面を作っていく。
エネルギーを引けず、相手のサイドが2枚の時にハンデスはできたがフルメタルウォールをすることができず仕方なくマーシャドーを前に出して倒させてからもう一度ハンデスすることに。その後はフルメタルウォールをして、クラッシュハンマーで盤面のエネルギーを剥がしきり、サイドを取り切って勝ち。

・トナメ1戦目 レシリザ 先攻 負け
カキ+ドラン型のレシリザ。1本目はこちらがメルカリスタート、後攻1ターン目にダブルブレイズで倒されてしまい、2ターン目にはゾロアークを倒され、何もできないまま押し切られてしまう。2本目は後攻1ターン目に無人発電所+やぶれかぶれをされる。ハイパーボールとプレシャスボールを引けたがマーシャドーがサイド落ちで解決できず、相手もあまりよい動きができず試合は長引きシロナやハプウを使うも何も引けず。山札を確認したときにブロアー、テンガン山もサイドにあることを知る。その後無人発電所が常にある状態で試合が進み、やりたいことができず負け。

環境考察

環境考察に関してですが僕はどの大会においてもあまり重視していません
どんなデッキと当たるのかは予測することはできないというのが僕の考えです。実際僕みたいな人は環境外のデッキを平気で使うわけですし。
ではどのように使うデッキを決めているのかというと、何と当たっても勝つことが可能であるという点を重視しています。今回のコントロールゾロアークは相性では微不利であっても対戦相手が初見では100%正解のプレイをできないだろうという考えから、当日はすべてのデッキに勝てる見込みでした。
自分はtier1,tier2ばかりと当たれるんだと思う方は他の方の環境考察を参考にしてください。

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