嫌い

自分が嫌いだ。
なぜ、生んだのか、生まれてきたのか、生きているのか、さっさと死なないのか。
優しくもなく、脳みそも使えない、人の顔色ばかり気になって、他人の意見がないと生きていけない。楽しいことは自分で見つけられない。自分で行動を起こせない。顔は醜い。大切に育てられたのに感謝の気持ちをそこから持てない。なぜ生んだのかと、呪いの気持ちばかり。両親が好きではない。

特に父親。自分と同じ鬱だが、なぜか共感できない。鬱とみていないからか
。事故って頭を打ち付けたのに、はしごを使って相変わらず木の剪定をする。ご飯はろくに作れないくせに、余り物には手をつけない。そんなに食べないくせに、品数を求めて、その話を親戚の奥さんにドン引きされる。我慢がきかず、じっとしていられない。待っていられず、外食もイライラ。もうどうしようも無い。そんな欠点をみていると本当にイライラする。一人にしておくのも不安だから、旅行に連れて行く予定だが、正直気が重い。旅行なんて臨機応変が大切なのに、それに耐えられないのだから。どうなろうが、正直おいていきたい。けど、アルコール飲んで、運転するかも、何しでかすか分からないから一人にしておけない。昔から両親仲がよくないから、私は間を取り持つピエロになることが多くなった。姉が結婚してこれから私が中心になるのだろうか。戻ってきたのは自分の意志だがやっぱり都会の方が住みやすいな。

姉は幸せそうだ。それでいいじゃないか。もう十分じゃないか。私はいらないだろう。孫もいて、姉は幸せな結婚になっていいじゃないか。私は両親の楽しみのためにこれ以上生きる必要は無いじゃないか。

今、とても辛いなんてことはない。
でも、それでも死にたいし、消えたい。やめたい。
これが鬱なのだろうか。

仕事を辞めて自由になった、負担はなくなった。でも、消えたいという根底は変わらない。長生きはしたくないし、早く死ねるならそれがいい。そうしたい。そうしてくれ。
何なのだろうな。私にとってこの世界は、変わらず地獄でどうしようもない。

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