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■100匹獲れる琵琶湖・ワカサギすくいマニュアル

ワカサギすくいの"常識"、それ本当!?

導入部からの続き)
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さてそれでは早速、琵琶湖でのワカサギ掬いのコツを書いていきましょう。
まず最初に、世間一般では次のように言われている事が多いと思います。

・冬の大潮の夜に産卵に上がってくる
・場所は北湖の西岸
流入河川の周りに集まる
・底質は小砂利であることが重要
・水に入れるようウェーダーを履く
ヘッドライトは明るい方が良い
・網は柄が長い方が良い

これらは全て間違いでは無いと思うのですが、実際にはそうばかりではないと感じました。
逆にこの条件にこだわる事で、かえってチャンスを逃してしまっていたことに気が付いたのです。
という事で試行錯誤の末に分かってきた、現時点でのヒントを順にまとめていきたいと思います。

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超・重要な"タイミング(時期)"

さてまず琵琶湖におけるワカサギすくいの時期ですが、メインは産卵期となる1~2月になると思います。
12月や3月に獲れることもありますが、このあたりは年によって多少のズレが生じるようです。
いずれにせよ琵琶湖においては、"真冬"の寒い時期がメインと考えて間違いないでしょう。

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それから産卵は大潮(満月or新月)に行われると言われますが、実はそうでもないという事が通い込んで分かってきました。
大潮が絡んだ方が確率が上がりやすい気はするのですが、それよりももっと重要な、一気にワカサギが浅瀬に押し寄せてくるタイミングがある事に気が付いたのです。
そしてこの魚が差してくるチャンスをとらえるという事が、細かい獲り方うんぬんよりも決定的に大切なポイントなのです。

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(タイミングを外せば大人でもほとんど獲れないし、逆にザクザク魚がいれば子供でも余裕で獲れます

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