蓮舫氏「二重国籍」騒動は官邸のネガキャンか? 法務省「行政指導」の謎

一連の蓮舫氏の「二重国籍」騒動の中で、法務省は、前例のない「行政指導」という形で、「国籍選択届」なるものの提出を蓮舫氏に求めた。これは、蓮舫氏が二重国籍であることを前提としたものだが、その前に氏が提出した「外国国籍喪失届」を、台湾が未承認国家であるという理由で不受理とした対応と矛盾する(未承認国家の「国籍」などというものはない)。優秀な法務官僚が、彼らだけでこんな初歩的矛盾をはらむ決定を下したのだろうか? 森友、加計学園疑惑と同様、そこには「政権の意向」がちらつく。

ここから先は

1,105字
この記事のみ ¥ 120

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?