「データ分析 × サッカー」に関する論文紹介 note を書いてから少し時間が空いてしまいましたね。今後はユースケース的なものも取り上げていければと思うのでご期待ください〜

はじめに

近年、利用率が高まっているSNS。特に20代のほぼ100%がLINEを使っているという以下のような調査もあります。（総務省 平成29年版 情報通信白書より可視化）

ということで、今回はJリーグのSNSフォロワー数とチーム愛、平均観客者数の相関関係を分析してみたいと思います。（SNSフォロワー数と平均観客者数は2018/11/1時点。チーム愛とは Jリーグ観戦者調査 のチームアイデンティフィケーションのこと。）

今回対象としたSNSはLINE、Twitter、Facebook、Instagramの4つ。それぞれのメディア特性は 中島涼輔さん / ソーサル代表 の以下のnoteを参考にされてください。

結論

「SNSのフォロワー数はチーム愛とは相関が見られなかったものの、
平均観客者数とは相関が見られた」

考察

チーム愛と相関があったら面白いのになと思って分析をしていたのですが、仮説通りの分析結果とはなりませんでした。また、平均観客者数と最も相関のあるSNSは、2位のTwitterを僅差で上回ったLINEでした。メッセージングアプリとして定着しているLINEを通じて、Jクラブの試合情報を配信するのは非常に有効な方法のようです。自分の周りの若者は、メールで配信される情報にはあまり目を通さない印象があるので、LINEを通したファンとの関係構築は重要であるように思います。

以下が可視化の結果となっています。参考にされてください。（C大阪のフォロワー数が桁違いなFacebookは相関係数が小さくなっている）

【SNS × 平均観客者数の相関】

1. LINE

2. Twitter

3. Instagram

4. Facebook

【SNS × チーム愛】

1. LINE

2. Instagram

3. Twitter

4. Facebook

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