天の川

マヤと星々から思ったこと


今日は七夕ですね。

東京はあいにくの雨なので、今年は天の川は見えないかな。

毎年この時期って雨が多くて、なかなか天の川が見えるお天気にならないけど

本来、七夕は旧暦に行われていたものだから

その頃は綺麗に天の川も織姫も彦星も見えていたのでしょうね。


そんな星空や天体に関する行事があると

ついつい「マヤはどうだったんだろう?」なんて思ってしまう悲しい性(笑)


そういえば、少し前にどこかの少年が

星座の配置に基づいて、マヤの未知の遺跡の存在を発見したというニュースがあったなぁと思いだし

なんとなく調べてみたら…


なかなかの面白い顛末になっていました。


結論から言うと、現時点では

少年の“発見”には懐疑的な意見が多いようです。


下に記事のURLを貼りますが、その中で私の印象に残ったのが


「私たちが知っているような、現実の距離を一定の縮尺で表現する『地図』の概念は、主に近代の西洋のものなのです」

という、天文学者のアンソニー・アヴェニ氏の言葉。


良くも悪くも私たちは、私たちの持つ物差しでしか物事をはかれないということを改めて思いました。


もちろん、少年は少年の持つ物差しで精いっぱいの“発見”をしたので

それはとても素晴らしいことだと思いますし

記事中に登場する学者や専門家たちも、少年に対してはとても好意的で今後に期待する言葉を寄せていらっしゃいます。

ただ、その“発見”が、現時点ではまだ疑わしい ということ。


でも、頭から否定するのではなく

今後の可能性に目向ける学者や専門家の意見は

少年のこれからに、きっと大きな影響を与えるんじゃないかなぁ

これこそが教育なんじゃないかなぁ なんて

記事を読みながら思っておりました^^


マヤ文明に限らず、古代の叡智はまだまだ発見途中ですよね。


ひとつの見方に縛られることなく

柔軟な姿勢で学んでいきたいなぁ~と思わせてくれた記事でした^^


https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/051200164/


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