デグチユウト式The Cribs入門
Cribsだーーーーーーい!!!!
はい。
皆さんこんにちは、デグチユウトです。
あのCryingsの
あれです。
Cribsの話しましょうか今日は
今日はCribsの話しましょう。
ジャングルだーーーーーーー!
The Cribs
2001年結成のイギリスのロックバンド
長男ゲイリー・ジャーマン(ベース&ボーカル)次男ライアン・ジャーマン(ギター&ボーカル)三男ロス・ジャーマン(ドラム)で構成された三兄弟スリーピースバンドですね。
ストロークスから始まったガレージロック・リバイバルなんていう音楽ブームの真っ只中でデビューしたバンド
1stはリバティーンズのピート・ドハーティもお気に入りだったそう。
キャリアの途中ではなんとThe Smithsのジョニー・マーが一時在籍していたこともあるのですが、アルバム1枚で脱退
今も三兄弟仲良くCribsやってます。
元々アメリカのローファイミュージックやグランジシーンに憧憬があったということでその音楽性は初期からシンプルかつ荒々しい。
しかしブリティッシュな甘いメロディーとボーカルパートをゲイリーとライアンが入れ替わり立ち代わりする(ちなみに2人は声がそっくり)スタイルはサウンドと相まって実に個性的な趣きです。
俺はこのバンドすごく好きで来日ライブも3回観ました。
特に印象的なのは初めて観た2013年のライブでこれがもうビックリ
めちゃくちゃ下手
後にも先にもハイハットの刻みが16分になった瞬間露骨にモタるメジャーバンドはCribsくらいしか知りませんね。
しかもあの時はギターのライアンが鬱病を患ってから復帰直後ということで全体的に演奏がグダグダ
大好きな曲なのに始まってから1分くらい経たないとその曲だということに気づかないという。
しかしあの時の気迫、凄かったなぁ。
特にライアンの鬼気迫るすステージングはライブ後思わず涙が溢れるほどでした。
今まで観た中でトップ3に入る素晴らしいライブでしたね。
聴いてみよう
さてさてCribsと言えばどの曲かな?
と考えてやっぱり初めての人にはこれ!
The Cribs - Mirror Kissers
1stでシンプルでローファイなガレージサウンドを炸裂させたCribsがその延長的にこれまたバリバリのガレージサウンドで製作した2ndアルバム『The New Fellas』から『Mirror Kissers』
胸がすくようなパンキッシュナンバーでありながら普通はギターのブラッシングを入れそうなフィルがベースのブラッシングだったり後半でいきなり脱力するようなリズムの崩しが入ってたりとどこか捻くれてるのが実にCribs節
必要最小限の音数に美しいメロディーはCribsの基本スタイルですね。
そして次は
The Cribs - Men’s Needs
盟友であり共にツアーもやったフランツ・フェルディナンドのフロントマン、アレックス・カプラノスをプロデューサーに迎えて制作した3rdアルバムから『Men’s Needs』
ギターを弾く人ならビビってしまうようなスッカスカの単音リフと露骨なドラムマシンのビートが特徴的なこの曲もCribsの人気ナンバーですね。
つかなんでしょうこのミュージックビデオは。
やっすいカルトホラーみてぇだな(褒め言葉)
そして最後は個人的なイチオシ曲をご紹介しましょう。
The Cribs - Anna
2008年に電撃加入した元The Smithsのジョニー・マーが2011年に脱退、翌年2012にオリジナルメンバーの制作により発表された4thアルバム『In the Belly of the Brazen Bull』から『Anna』を紹介します。
制作時期にライアンが恋人との破局により鬱状態になるなどのトラブルもあり、それまでのユニークでどこかあっけらかんとしたCribsから一転、重々しくノイジーなサウンドで埋め尽くされた楽曲
しかし俺は1番好きなアルバムは4thなんですよね。
そして特に『Anna』は美しいディストーションギターのフレーズもあって大好きな曲なんです。
と、いうわけで今回はThe Cribsをご紹介しました!
お気に入りなバンドなので、良ければぜひ皆さんも聴いてみてね!
ちなみに
今回はジョニー・マー在籍時の曲は紹介しませんでした。
だってジョニー・マーはCribsじゃないでしょ!
すいません思わず過激派な意見が出てしまった。
俺はThe Smithsの大ファンなのでジョニーのギターはそりゃもう大好きなんですが、なんかCribsでのジョニーのプレイはちょっと遠慮がちな感じでイマイチだと思うんです。
あの荒々しいガレージサウンドにはジョニーのギターはあんまり合わないと思うんだよな〜
と、最後にあれ、飛ぶ鳥跡を濁して去りましょう!
カァカァ!(カラス)
それではまた!
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