見出し画像

【GD対策】グループディスカッションの完全攻略方法

動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/lQYHKCv1bws


近年、さまざまな企業の選考にグループディスカッションが採用されています。
特に大手人気企業など応募者の多い企業では必ずあると思っていた方がいいでしょう。
就活生にとってグループディスカッション対策は避けては通れないものとなっています。
グループディスカッション対策はそのままお題に対して答えを出す訓練になるだけでなく、採用面接において企業からの質問にスムーズに適切な回答をする訓練にもなります。

1.基本的な進め方

グループディスカッションには基本的な進め方が存在します。
その進め方を学ぶことでどんなグループディスカッションも突破していけるようになるでしょう。
グループディスカッションの基本姿勢は3つポイントがあります。

①積極的に参加する
グループディスカッションは5人から8名ぐらいの中で議論を展開するので、他のメンバーに任せず積極的に参加するということがまず基本的な取り組み姿勢です。
②合意形成を目指す
グループディスカッションは集まったメンバーの中で合意をするということを求められています。
合意とは多数決で決めることではなくてお互いの意見をぶつけた中で一つの意見に集約することを言います。
③共同で取り組む
皆さんが入社すると仕事は共同でする機会が多いので共同で仕事をする周りの仲間とうまくできるかどうかが問われています。
この一が皆さんが参加するでの基本姿勢です。


2.評価ポイント

次にグループディスカッションの評価ポイントについてご説明します。
グループディスカッションは4+2、計6つの要素で企業は評価していると言われています。
代表的な評価項目は以下の4つです。

①発信力(自己表現力)
これはあなたの発言する力、意見を通して自分の考えを表現する力を評価されています。
②論理性
これは論理的にものを考えることができるかを評価されています。
③統率力 (リーダーシップ)
グループディスカッションは4から8人でやっていくことが多いですが、この人数でやっていくと誰かが方向性をまとめる大事なとこで正しい方向に導くということが求められます。
リーダーとしての素養=統率力がどのくらいあるのかが評価されています。
④協調性
これは協力し合って物事に取り組んでいけるかの姿勢を評価しています。

この4つの要素に加えてコミュニケーション力全般をチェックしています。また、グループディスカッション参加への基本姿勢も評価ポイントになっています。
例えば積極性があるか、傾聴力があるか、基本的な態度は大丈夫なのか、などの要素も評価ポイントになっています。
DEiBAのイベントでは発信力、論理性、統率力、協調性の4要素で企業が評価されて、イベント終了後皆さんに評価が開示される仕組みになっています。


3.グループディスカッションの基本パターン

グループディスカッションの基本パターンは3種類です。

①定義型
言葉や抽象的な概念を定義する問題です。
辞書的な意味を聞いているわけではなく過去の経験をもとにアイデアを一度発散させた後、グループの結論として収束させることを求められています。

例えば
Q.女子力とは何かを定義してください
Q.社会貢献とは何かを定義してください
Q.幸せなキャリアとは何かを定義してください


②選択型
問題文に結論となる選択肢が明示されているタイプの問題です。
どの選択肢を選んだのかではなく、なぜその選択肢を選んだのかという結論までの過程が重要です。
特に、色々な意見の中からなぜそのアイデアにしたのかという評価軸の設定がとても重要になります。

例えば
Q.都会と田舎とどちらに生まれるのが幸せかを検討してください。
Q.健康、 愛、 家族、仕事、趣味、お金の中から人生で大切なものを三つ決めてください。
Q.初めての彼女の年齢は年上、同い年、年下のどちらが良いかを検討してください。


③課題解決型
これは現状課題があり、その課題をいかに解決していくかを考える問題です。
対症療法的な打ち手にならないように、課題の原因を掘り下げ、その原因を取り除けるような根本的な解決策を測れる打ち手を検討していくことが重要です。

例えば
Q.腕時計を使う人の半分がスマートウォッチをつけるようにするには時計メーカーはどのような施策を打つべきでしょうか。


4.グループディスカッションの基本解法と例題

次にグループディスカッションを解く上での基本的な解き方についてご説明します。
グループディスカッションは与えられてすぐに意見を言うのではなく、議論をはじめる前に進め方をきちんと決めることが重要です。
DEiBAでは以下のような基本の解き方を推奨しています。

スライド9

それではこの手順に従って例題を進めてみましょう。
今回の問題はこちらです。

Q.幸せな人生を定義してください。

時間は10分で進めるという前提で考えていましょう。

①前提確認
ここでは「誰にとって」を決めておきます。

論点
・年齢によっても変わりますね。20歳の人と60歳の人ではだいぶ変わります。
・男性と女性によっても変わる可能性がありますね議論がしやすいように
・どこの国の人なのかによっても異なりますね。

この議論を前提確認と呼んでいます。
今回は”日本人の男性25歳にとっての「幸せな人生」”とします。


②目標確認&議論の進め方確認
前提が決まれば次は進め方です。
今回は前提確認で"日本人の男性25歳にとっての「幸せな人生」"としました。
それでは「幸せ」「人生」の二つのキーワードについて、まずは「人生」を定義して、その定義に従って「幸せ」を議論するという流れにしましょう。
色々な意見を発散させて、最終的に出た意見の共通性に着目してまとめていく流れにします。
ここまでで1分経過したことにしましょう。

③時間配分
慣れていけば、最初に時間配分を決めてから実施する方がうまくいくケースもあります。
では残り9分で

・「人生」とは何かの定義を1分
・残りは「幸せと」を今までの中で幸せと感じたことを具体的に考えて意見を発散に5分
・そして出た意見の整理に2分
・最後のグループのまとめに1分

このようにすすめていきましょう。

④議論&まとめ

「人生」とは
・ある地点にするか(60歳の時、死ぬ直前)
・期間全体をさすか

をきめましょう。ここでは期間全体とします。

それでは「幸せ」とは何か?についてですが、自分たちが約20年生きてきて幸せと感じたことを、理由とともに挙げていきましょう。
このように抽象的な言葉や概念は具体化して発散する手法を使いましょう。

5.まとめ

グループディスカッションは積極的に参加して合意形成を目指し、共同で取り組むということを基本にしてください。
今回お話ししたように基本的には前提確認、目標確認、議論の進め方確認、時間配分、議論、そしてまとめの手順で進めていきます。
この基本的な手順に従ってグループディスカッションに臨んでください。

しかしグループディスカッションは頭の中で考えただけではできません。
訓練する場所が必要です。
是非DEiBAのオンライングループディスカッション練習会や、グループディスカッションの評価を通してスカウトが獲得できる「出会いの場」のイベントにもご参加ください。

オンライングルディスや「出会いの場」のエントリーはこちらから


おすすめの記事はこちら
【面接】動画面接・録画面接で好印象を与える撮り方を教えます
https://deiba.jp/s/interview/view/1580

【ES・志望動機】BtoB企業の志望動機書き方(完全版)
https://deiba.jp/s/interview/view/1578

【面接】1次・2次・最終面接の違いを歴35年面接官が教えます
https://deiba.jp/s/interview/view/1576

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?