やっぱり温度差はありましたね
2021シーズンの全日程が終了し、つかの間のオフになり、既に来期に向けての動きも始まっていた12月22日に、2022年のシーズンチケット販売に関するお知らせが発表されました。
エリア指定だった席が指定になったり、値段の変更があったりしましたが、指定席を購入していたサポーターは、今まで通り慣れ親しんだ座席で観戦することができます。
そんな中、以下の項目がありました。
継続購入権というのは「次の年も同じカテゴリで同じ席を購入できる権利」のことになります。
これは、今後も変わらず応援して欲しい、というクラブの思惑と、これからもずっと応援します、というサポーターの気持ちが一致したものだと思っていましたが、どうやら違っていたようです。
この2年は、スタジアムの収容人数が制限されていることもあって、継続購入権はあるものの、その権利を行使することはありませんでした。これは、100%収容できないので、当然のことであり何の問題もありません。
そもそも継続購入するということは、これからもずっと応援する、という気持ちの表明であり、シーズンが始まる前に1年間分のチケット代を支払うので、チームとしても不都合は無いと思っていました。
(特別に割引率が高いというわけでもありませんし…)
しかし、来年からは継続購入権は無くなります。
チームとしては、付与することで何らかの不都合か付与したくない理由があったのだと思います。
この理由に関しては、ネット上に色々な説が飛び交っているようです。
その中でも、「バックスタンドとサイドスタンドの改修が始まるので、メインスタンドにスポンサーや団体客を入れたいから継続購入権を廃止した」というのが一番可能性が高いような気がします。
しかし、これまでのサポーターとの関係を蔑ろにしてまでも無くす理由は、クラブからは聞いていません。
ということで、2022年1月24日に、以下のメールを送ってみました。
正直言って、返事は来ないと思っています。
なんせ、継続購入権というWin-Winな信頼関係を、いとも簡単に解消してしまうくらいですから、いちサポーターのメールなんぞは、無視するだろうと思うからです。
継続購入して欲しくない人がいたとしても、それは付与してから排除するべきで、全ての人との信頼関係をチャラにしてからやる事ではないと思います。
今からでも遅くないので、継続購入権の復活があればいいのになぁ、と思っています。
ただし、既に信頼関係はチャラにしてしまったので、また一から構築していかないといけないので、結構大変なんじゃないかと思っています。
返事が来ました
てっきり来ないかと思ってた返事ですが、当日の夕方には到着いたしました。
まぁ、同じ様なメールが届いていると思うので、返事は用意してあったんでしょう。
文面は以下のようなものでした。
一次販売というのは、継続購入権のある人に向けての販売で、ここで売り切れなければ、二次販売を行うということになっています。
募集開始が今年に入ってからなので、二次販売を行うとしても開幕後になってしまいます。
今が特別な状況なので、仕方がないような気がするのですが、どうやらそうでは無く、どんな状況だろうと新規の受付がしたい、ということのようです。
いかなる販売状況であれ、とまで言っているので、継続購入という考えは無いのでしょう。(復活したら、それはそれで、基準を知りたくなりますが…)
返信を何度も読んでいると「継続購入なんてさせるから、新しいお客様を増やすことが出来ないんだよ」という気持ちが見えてくるようで悲しいです。
「今まで応援してくれてありがとう、これからは、どんどん新しいお客様を呼び込んで、もっと立派なクラブになっていきます」という決意表明なんでしょうか。
勝てなかった時もずっと応援していたサポーターよりも、強いフロンターレを応援してくれる新しいお客様の方が大事、というなら仕方がないですね。