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2月の良かった短歌

藤原公任と同じ中学校に通っていたヴォンボです。

日次で詠んでる短歌の中から良かったものをここに記します。今回は2月。前回の1月の短歌はこちらからどうぞ。

飽き性だからすぐ飽きると言っていましたが、なんと普通に飽きて詠んでない日も生まれてるので大方予想通りです。3月分更新できんのか?

佳作

十二人 集めて遊んだ日だなんて 小学校のアルバムにもない

2022年2月9日

TRPGでPL12人+KPでやる大型卓が始まった日の一首。意味は「12人と遊ぶ!?30年近く生きて今一番“陽”の遊びしてない!?」です。

ヴォンボさんと言えど学生時代のどこかで12人以上の人数で遊んでいたはずですが、面倒見のいい子に任せず自分から10人以上のメンバーに「あ~~そ~~ぼ~~!」したのはこれが初めての経験でした。「集めて」とわざわざ言ってることに詠み手の感慨深さが表れていますね。寂しい奴だな。
(評・ンボ山修司先生)

優秀作

白秋の百人一首を買いました 電子の一首は白く飛びました

2022年2月1日

2月1発目の歌。意味は「電子書籍で初めて百人一首買ったけど目チカチカする」です。

北原白秋が解説している百人一首本なのでわざと白秋の「ふぶきのばん」「ペチカ」などに寄せて敬語で詠んだようですね。そのせいでなんか怖い感じになっているのも風情を感じます。ところで白秋の百人一首解説本ですが、kindleなら島木赤彦の万葉集解説もついて150円なので激・お得ですよ。買いなさい。
(評・萩原朔太ヴォウ先生)

最優秀作

痛む歯を撫でつつ歩く谷の町 やわい手も目も額縁の中

2022年2月20日

2月最後の歌(そのあと飽きて詠んでない)。意味は「歯医者行ったあとせっかくだから美術館巡りしたけど絵のチャンネーが俺の歯をいやしてくれたらいいのにYO!」です。

切れに切れてる三句切れで前後の繋がりがわかりにくいですが、歯が痛い奴がマトモに意識を持続できてるわけがないので逆にそれっぽいということで最優秀作としました。
(評・伊藤左千ヴォ先生)

ところでその日行った美術館で食べた和菓子がめちゃ良かったから貼っておきます。

Cafe 椿

総評

毎日詠むのをサボりすぎてここ最近は3,4日分まとめて詠んでるんですが、昨日の出来事を思い出せないので全然浮かびません。おわり。

ヴォンボに投げ銭して運気を上げよう!