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孫との初対面の旅①

土日と、次男のところに生まれた赤ちゃんに会いに行って来ました。
2ヵ月になります。初対面です。夫も一緒で,久しぶりの二人でのお出かけです。

初めから別行動



 初めからして私達らしい旅の始まり。
最初から別行動。
 夫はバスで行く。私は膝に不安を抱えている。荷物もあるし、行きは良いけど、帰りに、疲れて帰ってきて、バス停から歩くのはちょっと不安。
 それなので、駅までバイクで行くことにしました。バイクは24時間止めても240円です。

 
 駅で集合です。私が先についたので、券売機で切符を買っておきました。
最近新幹線の自由席まで歩くのがしんどいので、このところ指定席です。

 空いていました。券売機でその日直近の指定席も買えます。席の指定もできます。カードでも買えます。進化しています。

 乗り込んだ新幹線では当然のように、私が窓側。文句あります?

「旅の友」は、この前買っておいた岡本太郎の本、「自分の中に孤独を抱け」
席はできれば左側がいい。
明石付近の海とか、徳山の工場群とか、そしてマツダスタジアムを見なければ。そうして必ず写真を撮ります。


今から交流戦。



 そうしているうちに到着。

 新幹線の駅を降りてからはタクシーです。息子が迎えに行くよと言ってくれたのですが、
「いいよいいよ、自力で行くよ」と断りました。

種田山頭火の銅像



 タクシーに乗る前に行かなければならぬ所があります。
それは私の好きな自由詩人、種田山頭火の銅像です。
駅前に立っています。なんだか少し赤茶けていました。
挨拶をして一枚写真を撮らせてもらいました。




 ご存じない方のために、少し説明しますね。
 種田山頭火。
さすらいの旅を続け、質の高い自由律俳句を作り続けた俳人。「昭和の芭蕉」と言われる。

 銅像の下に書いてある句。

「まったく雲がない 笠をぬぎ」

 銅像は旅の格好をしています。
今日はとても天気が良いので、まさしく山頭火が今詠んだかのようです。

 タクシーに乗って、約束したレストランへ。
田園が広がるのんびりした風景、その中にある感じの良いレストランでした。


 

初お目見え



 そして、孫のRちゃんとご対面。
おーーおーー。あなたがRちゃんですか。

 初めて抱っこさせてもらったとき、
受け取る具合から、Rちゃんと真正面から顔を合わせる格好になりました。

 Rちゃんはご機嫌で、泣かずに「うーあー」とお話しています。
そして「にや」と笑ってくれたのです。
あれは「にこ」ではなく「にや」だなあ。

 まだ人見知りしないので良かった。




 両方の両親と、Yちゃんのひーばあちゃんも入れて総勢7人。
イワシの入った前菜から始まってデザートまで。美味しかったです。みんなそう言っていました。



飛んだイカスミ


 
 パスタが選べました。
私が選んだのはイカスミのパスタ。

 運んできてくれたスタッフの方が、「イカスミは一度付くと絶対取れません。ナフキンを胸からかけてお召し上がりください」と言います。
 私は胸からぶら下げこそしませんでしたが、慎重に慎重に食べました。

 とても美味しかったです。久しぶりです、イカスミなんて。
でも、帰る頃になって、気がつきました。
 ジャケットの右袖に、ちっちゃな黒い点が・・・。

 どうしたんだ、アレだけ気をつけたのに。
いやほんの小さなシミです。それも言われなければ気がつかないほど薄い黒です。
でも、飛びました。
やっちまった。

デザートにメッセージ



 デザートには若い二人からのプレゼント。




チョコレートのプレートが乗っています。
「お父さん、お母さんいつもありがとう」とメッセージが書いてありました。
これに飴がけの繊細な飾りもありました。
やるな、おぬしら。

 アイデアはお嫁さんです、きっと。息子はこんなこと考えつかないよね。

 向こうのお父さんもたくさんお話して下さって和やかな雰囲気でした。
ひいばあちゃんは、耳が不自由なのでお話はされません。
でも、Rちゃんを抱いてあやすところは、さすが子育ての大先輩というか、赤ちゃんの持つ力もあるのでしょうが、ひーばあちゃんの優しさを感じました。とても良い表情をされていました。


 これでお開き。
タクシーでホテルへ。


 
 割と新しいホテルです。


ここで一休み。
(続きます)

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