見出し画像

飼い主が被災したら、猫も被災する

2011年3月11日、東日本大震災から13年
あらためて、万が一の時の為に、備えておく事、大事だと思います

2018年胆振東部地震
ブラックアウトを経験している事もあり
飼い主が被災すると、ペットも被災する
という事を実感しました

水が出ないという事は
トイレを使うことも、お風呂に入ることも
ごはんも食べることも、手を洗うことも出来ません
普段何気なくしている普通の事が、出来なくなるという事を
イメージしておくことは大事ではないかと思います

飼い主である自分が、災害に巻き込まれて、被災した時
ペットの事を考える余裕があるかどうか
正直わかりません

それでも、万が一の時の為に
対策をしておくことは出来ると思います
そこで、私がしている対策や、備えをご紹介します
猫が被災した時の為の備えと対策になります!!) 

キャリーケースに慣れさせておく
嫌がって逃げ回る事が無いようにすることが目的です

ゲージに慣れさせる
うちの場合、猫が2匹いますが相性が悪くて、同じ空間に
置いておくことが出来ないという問題があります
どちらかを、ゲージに入れることを想定してのことです

ゲージに閉じ込められてもパニックを起こさないようにする事が目的です

猫砂のストックは常に多めにしていく
フードのストックをひとつ多くしておくこと
猫のトイレの予備を持っておくこと(携帯用のトイレなど)
ペットシーツ
リード
・小さいサイズの毛布

等を用意していています

万が一の時
家が残っていれば、自分たちが避難したとしても
猫は家にいる事ができます

家がなくなった時の事を考えて
車の中に避難させる事も想定のうちです
そこで、数年前に
軽ワゴン車の後部座席を、フラットにして板張りにしました

被災した時、飼い主とペットが3日は暮らしていけるだけの備蓄を
収納できるスペースをつくることが、今後の課題です
今は押し入れ
に収納していますが、いざという時の作業性が悪いので
これから、玄関に保存スペースをつくろうと考えています

フードなどは、水にぬれてもいいように
プラスチックの収納ケースに入れ、床下保存も考えています



実際、万が一被災した場合
どうなるかはわかりません
全部使わないかもしれないです
想定している以上の事が、起こるかもしれません
たとえ、家がなくなったとしても
飼い主もペットも、命が助かったのなら
共に、生きて行くことになります
その為の備えです

飼い猫は、野良猫になっても生きていけるだろうかと
考える事があります
もし、自分たちが死んでしまったら
猫の生き抜く力を信じるという場面も出て来るかもしれませんが
それは、最悪の場合である事が理想です

最後に
2018年胆振東部地震当時

ブラックアウトの翌日
コンビニの棚からは、商品がなくなり
スーパーの棚も、ガラガラになりました
お金があっても、何も買えない状態になります
自分で水や食料を用意しておくことは大事です

職場が、被災地にあった為
来るお客さんは被災者ばかりでした

土砂崩れで道がなくなり、避難してきた人の中には
土砂の撤去が終わったとしても
家に帰る道を通るのに、許可が必要な場合や
道路の通行に関しては、規制がかけられていて
家に滞在できる時間が、限られている地域もありました

その限られた時間に、飼い猫に餌をあげる為だけに
家に帰っているお婆ちゃんがいて
避難所には連れて来られないから」と言っていたのを思い出します

あの震災の時は、かなり早い段階で、ペットを救済する団体が入っていたようですが、田舎ではよくある、自由に家を出入りしている外飼の猫などの場合は、何かと難しいのかなと思います

ペットを連れて避難できる、避難場所が増えたらいいなと思いますが
嫌いな人もいるだろうし、いろいろ難しいですよね

何事もなく、今まで通りの環境で、飼える事がいちばんですね

それでは
dekooでした









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?