仕事を辞めて、ロシア語をしている

アルバイトもしていないので、ただただ毎日ロシア語をしている。
この春から専門学校に通っているので、語学学校生ということになる。

スマホに入れたロシアのニュースアプリから、毎日ロシア語のニュースが洪水のように流れてくる。
一方、学校の教科書の中ではイワンがイーゴリの家に遊びに行って「僕の娘は泳げないから海に行きたくないって言うんだ」なんて気楽に話している。

銀座にあるロシア語食料品店が嫌がらせに苦しんでいると聞く。
僕は数日おきに、1ルーブルが何ドルで何円なのかGoogleで調べる。
ロシア人インスタグラマーが拠点をTelegram(ロシアのSNS)に移す。
僕はクリミア戦争の本を読み始め、文字が追えなくなって図書館に返すことにする。

この春に仕事を辞めて、ロシア語をしている。

ロシア語でスピーチ原稿を作り、
プーシキンの詩を暗唱して、
教科書のテクストを家で音読し、
辞書を引く。
ロシア語のニュースもたまに訳してみる。ロシアという単語が格変化している。

ひよこのるるさん(https://note.com/lulu_hiyokono)の運営するkotobagym例文検索を使って単語を調べてみたり、じぇーにゃさん(https://note.com/th426andalucia/)のnoteを読んで過ごす。

こういう人たちを見ていると、兎にも角にも言語にたくさん触れて、ロシア語が今よりできるようになるしかないのだと思う。

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