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大福帳の反故紙?

きもの文化検定の勉強をしていましたら、紙布のところに「大福帳の反故紙を細く切って糸にし…」という説明があり、大福帳?反故紙?となり、調べました。

大福帳とは商家で売買の勘定を記入した元帳のことで、反故紙とは書き損じなどで不要になった紙のことなんだそう。これを切って糸にし、色を染め、布に織り上げると書いてありました。

昔は本当に物を大事にしていたのだなぁととても感動してしまいました。

きものも洗い張りをして作り替え、着れなくなったら布団カバーなどにして、最後は雑巾にしていたと聞いたことがあります。

ずっとそんな生活ができていたなら、今のような環境問題に直面することはなかったのではないかと思います。

きものに関わらず、本当に必要かを考えて、買ったら最後まで責任をもって大切に使っていきたいですね。

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