なかの

カステラ切れ端つめあわせセット的な

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最近の記事

至高の枝梗の嗜好の思考の試行

    • 「死に際」って正しくは「生き際」なのでは

      • 自分の影を捜しに 西へ行く

        ひさしぶりの新幹線で東へ向かい、車内チャイムを口ずさむ。 口ずさみながら思う。「この曲、歌詞がちょっとおかしい」。 鬼束ちひろ / 谷村新司 「いい日旅立ち・西へ」 夕暮れ時の影は東方にできるはず。 でもこの人は西へ向かう。自分の影をさがしに。 決して見つかるはずがないのに。 蛍の光、陽炎、送り火。季節は夏。 そして、西へ行く。古くから西といえば西方浄土。 なんというかすごく「死」を連想させる。 原曲は山口百恵の引退とよく重ねられることもあって、解釈はそう難しくない

        • 梨はいくらでもたべれそうな気がするが、実際はあまりたべられない絶妙なものである

        至高の枝梗の嗜好の思考の試行

          「真夏のピークは去った」と言う前に急に寒さが来てしまったので

          リネンをしまう隙もなく

          「真夏のピークは去った」と言う前に急に寒さが来てしまったので

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          撮るだけ撮って行き場のない写真たちのフォルダ(更新中)

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          PDCAよりもTCAサイクルをまわすほうが重要

          クエン酸 回れよ回れ 想ひ出は 使い切れO2。生み出せNADH。 PDCAのPは、ピルビン酸のP。 PDCAのCは、クエン酸のC。 PDCAのAは、アセチルCoAのA。 Dはあれです。脱炭酸のD。 クエン酸回路はCIKSSFOM。 ミトコンドリアで 死ぬまで回る

          PDCAよりもTCAサイクルをまわすほうが重要

          皐月の起死回生は威勢か死期のきつさ

          回文

          皐月の起死回生は威勢か死期のきつさ

          不如帰

          5月も半ばにさしかかり、月は東の空低く。 宵の底では蛙鳴き、鴟尾の先にはほととぎす。 春は曙。春はうぐいす、月に向かって飛んでった。 夏は夜。だから夏ほととぎす、夜闇で独り啼いている。 父母のように囀るはずがない。 だがほととぎす夜に啼く。 うぐいす月から帰るべきだと。 橘を夏ほととぎすが散らすのは、 春うぐいすとさがしているから。 お前はつよいな不如帰、生まれた時から独りきりだろう。 さあ帰ろうか。 夜ほととぎすの鳴き声が、わたしの足もと照らしている。

          ポット

          ティーパックから、ローズヒップの赤赤、酸素の少ない静脈のような黒い赤、お湯に染み出しても薄まることはない。 熱さを息で避けながら口に含むと、酸の強い香りは肺を満たしていく。 外は雨。ずっと雨。 音が街で反響している。なかなか強い雨みたい。 寝れない夜に限って雨がいつも降る。 もしかして雨はなにかを訴えているのかな。だけども雨のことばなど聞き取ることはできない。なにを伝えたいのかわたしにはわからない。 ひとまず、これを飲み切ったらすぐに寝ます。