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20230325.10年前の自分へ

お久しぶりです。
前回投稿してから随分経ってしまいました。

今日は10年前の自分への手紙への返事をここに記そうと思います。
もう過去へは手紙を送れないので感想も兼ねて。
というのも、中学校の卒業前に「10年後の自分へ」という手紙を書いていたのですが
先日その手紙が送られて来たからです。

※長い文章が苦手な方はリターンをおすすめします。

まず、読んだ感想。
自分へのメッセージというより当時の気持ちが記されていました。
あの時は第一志望の受験前で勉強に手一杯だったみたいです。
私の性格上、こういう類のイベントは真面目にこなすはずですが、
文章を推敲した形跡も特になく、割と一発書きでした。
よっぽど余裕がなかったのね。

そして15歳のわたしへ
受験お疲れさまでした。第一志望の高校受かったよ。
自分が本命にしていた試験では落ちてしまって
滑り止めの私立に行こうとしていたけれど、
パパとママが説得してくれて別日の試験に再挑戦したんだよね。
頑張ってくれてありがとう!

面白かったのは、英語の教科担任の先生に、
「君はこの高校のブランドにこだわりすぎ。無謀過ぎる」
となぜか止められたんだよな。わたしと担任先生の話が耳に入っていたらしいです。
「それでもわたしは受験します。」と突っぱねたのも懐かしい。
これで引き返せなくなったと思ってめっちゃ勉強したんだよ。
ブランドにこだわって何が悪い?自分が誇れるものを選べ。
この考えは今も変わらないです。

合格発表の日は担任の先生と抱き合って喜んだな〜
あの日はよく晴れて暖かい春の日だった。
早く先生に報告したくて発表の帰りの電車が来るのが待ち遠しかった。

高校3年間とっても楽しかったよ。
あの時憧れていた制服をヨレヨレになるまで着た。
あと、軽音楽部に入ったんだよ。ギターはすっごい練習した。
びっくりでしょ。

あと大学受験は高校受験ほどしんどくなかったから安心してね。
今度は正真正銘の第一志望に行けたんだよ。
ちなみに大学はスーパー楽しかったです。バンドも続けた。
卒業式は残念ながらコロナという感染症の流行が始まって
袴は着れたけれど式典はなくて、ちょっと寂しかった。
大学卒業した後も、大学の友達と遊んだりしています。

就活は途中で路線変更したのが功を奏して、案外うまくいきました。
これまた想像もつかない職業につきました。
大学生が終わる日まで、仕事をしている自分が想像つかなかったけれど
なんとかやっていけてます。
でもなぜか結構ハードな部署に配属されたので若干辛い。

今はちょっとした夢があって仕事をしながら挑戦を続けています。
当時の「将来の夢」ってなんだったんだ?そこはよく思い出せないなあ。

大人になってわかったけど、
はっきりとした夢とか目標を持ち続けるのって
実は難しいです。気持ちだけじゃだめなこともある。
運とかお金もいるんだなって思います。

あと、手紙の最後に書いてくれていた言葉、
まだあの頃は全然知らないことばっかりだった自分が書いたけれど
根拠もない励ましが逆にいいです。ありがとう。

時間が経つのって本当に早いです。次の10年はもっと早いんだろうなと思います。
辛いこともたくさんあったし、今もしんどい思いや悩みはつきません。
将来の心配もいっぱいあります。一つの選択肢の重みも増していきます。
腐らずに真面目に生きるって案外めっちゃ難しいです。

けれどこの10年間の経験が、思い出が、自分の気持ちが、
今の自分を作っていると思うと、
「もうちょっと頑張ってみようかな」っていう気持ちに繋がってきます。
息抜きもしつつ自分のペースで、自分の考えを大事にして
次の10年も過ごせたらいいなと思います。

長くなったけれど、手紙ありがとう!

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