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ヘルスケアAIの証券化ビジネスを考え始めました

スタートアップや大企業の新規事業等において生み出されたヘルスケアAI証券化することができないか考えています。

特に、データそのものを売買するのでは無く、データから生み出されたAI(価値)を証券化するなどです。

データはデータとしてデータシェアリングビジネスやデータクリーンルームビジネスで稼ぐことも考えられます。(データクリーンルームについては別途記述したいと思います。)

ヘルスケアAI(知財)の証券化

オリジネーター(開発企業)はヘルスケアAI(知財)及びそれに関するデータやノウハウ、技術をアセットしてSPV(ビークル会社)に移転します。SPVはそれを証券化し、投資家の方々を募ります。

SPVは、そうして得た投資資金を基に、社会実装(事業)を展開し、ヘルスケアAI活用を軸とした事業で収益を上げます。収益の中からオリジネーター(開発企業)にアセット利用費用を支払います。オリジネーター(開発企業)がAI開発から事業の構築・展開まで全てすることは至難の業なので、ここは役割を分担します。

SPVは、主に、ヘルスケアAIを利活用した事業を創出し、市場に展開していくことが主たる役割になってきます。

収益を得たオリジネーター(開発企業)は、その収益を基に、さらにAIの性能をアップする為にデータ取得やアルゴリズムのブラッシュアップを行います。

つまり、技術を開発する人、事業を組み立て稼ぐ人、お金を投資する人が1つの事業体となって社会実装(事業化・市場創造)を実現するモデルになります。

また、ヘルスケアAI構築のプロセスで蓄積されたデータ群についても、その信託による利活用について金融機関と連携し、データシェアリングモデル(商用利用)についての検討も行いたいと思います。こちらは、情報銀行によるデータ信託事業に類似してきますね。

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