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DEMO Lab(健康・くらし・介護のリビングラボ)主宰 ★ 『社会を1°動かす仕組み…

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DEMO Lab(健康・くらし・介護のリビングラボ)主宰 ★ 『社会を1°動かす仕組みを考え、創る』プロジェクトやライフケアサービスの社会実装に取り組んでいます。ライフケア社会実装デザイン事務所 代表、バイオコミュニティ関西:健康関数®︎分科会・事務局

マガジン

  • エコヘルシーな街づくり

    エコヘルス、特にライフケア(健康・くらし・介護)の視点から街づくりを考えます。スーパーシティやスマートシティといった、うわついた切り口では無く、もっと地に足のついた、住民目線からのエコヘルシーな暮らしや働き方について考え、そこからビジネスアプローチします。

  • 介護助手サポートデスク

    「介護助手」の地域人材発掘〜育成講座の実施、介護施設とのマッチング、そして就労後のヘルスケアサポートまで総合的な支援サービスモデルを構築し、地域における介護人材不足の解決に取り組んでいます。

  • 健康経営3.0

    ウィズコロナ、アフターコロナを経て、ポストコロナ時代に向かって行こうという今、健康経営の考え方も大きく進化してきています。そんな「健康経営3.0」の姿について考え、そこから創出されるビジネスモデルの可能性を構想して行きたいと思います。

  • シニアライフDX

    ポストコロナ時代において、DXの視点からシニアのライフケア(健康・くらし・介護)のあり方・方向性、生き方の進化(ライフシフト)や、新しいビジネスアプローチ・新事業創出等をテーマにしています。

  • 妄想企画会議 〜ヘルスケアの未来を創る〜

    主にライフケアやヘルスケアにおけるDXをテーマに、社会を1°動かす仕組みや仕掛けを考え、創ることを目指しています。

最近の記事

  • 固定された記事

ライフケア社会実装デザイン事務所

《事業の目的》 「ライフケア」という広範な分野に焦点を当て、産業、学術、医療、公共、市民という多様なセクターとの密接な連携を通じて、健康、暮らし、介護に関連する革新的なビジネスモデルや事業戦略を策定し、それらを現実のビジネスに展開します。この過程では、実践的な実証実験の実施と社会への効果的な実装モデルの構築に注力し、理論的アプローチと実際の市場ニーズとの間の橋渡しを行います。  私たちは、ライフケアイノベーションが社会に広く受け入れられ、実用化されるためには、現場での具体的

    • 健診革命が迫る! AI予測の未来を変える新たな挑戦

      最近、過去の健診データを活用して将来の健康状態を予測するAIモデルが多数登場しています。これらのモデルは、蓄積された健診情報から健康リスクを予測し、未来の病気を未然に防ぐ手助けをすることを目的としています。しかし、これらの技術が現実に与える影響については、懐疑的な見方も存在します。 一つの懸念として、現在の健診や人間ドックの内容が時代遅れであるという問題があります。 多くの標準的な健診では、基本的な血液検査や身体測定、レントゲン検査が行われますが、これらは必ずしも現代の健

      • 健康の国から世界へ 〜日本における外国人観光客向けヘルスケアサポートの必要性〜

        日本を訪れる外国人観光客の増加に伴い、医療面でのサポート体制の重要性が高まっています。観光地としての魅力を維持し、国際社会での評価を向上させるためにも、外国人観光客向けのヘルスケアサービスの充実は不可欠です。これにより、観光体験の質の向上だけでなく、日本への再訪意欲の増加や口コミによる好影響が期待できます。 【1】知的財産としてのヘルスケアサポートサービス ◇専門的知識の活用と知的財産の形成 ヘルスケアサポートには医療の専門知識が必要ですが、そのプロセスやモデル自体が重要

        • 健康経営の視点から介護離職防止を考える

          健康経営とは、従業員の健康が企業の持続可能な発展に不可欠であるという観点から、積極的に健康促進活動を行う経営戦略です。この考え方は、高齢化社会に伴い深刻化する介護問題、特に介護離職の問題にも応用されるべきです。 介護離職とは、従業員が家族の介護が原因で仕事を辞めることを指し、企業にとっては経験豊富な人材を失うリスクとなります。この問題への対策として、健康経営の枠組みを拡張し、新たな支援ビジネスの創出を考えることが重要です。 まず、企業は介護離職を減らすために、従業員及びそ

        • 固定された記事

        ライフケア社会実装デザイン事務所

        • 健診革命が迫る! AI予測の未来を変える新たな挑戦

        • 健康の国から世界へ 〜日本における外国人観光客向けヘルスケアサポートの必要性〜

        • 健康経営の視点から介護離職防止を考える

        マガジン

        • エコヘルシーな街づくり
          9本
        • 健康経営3.0
          15本
        • 介護助手サポートデスク
          12本
        • シニアライフDX
          12本
        • 妄想企画会議 〜ヘルスケアの未来を創る〜
          23本
        • 近未来の健診・人間ドック
          16本

        記事

          MS法人活用で開く、病院経営の新たな扉

          医療機関において、MS法人(医療サービス法人)が新たな事業創出や収益源の確保に寄与する可能性については、多角的な視点から考察することが重要です。MS法人は、医療以外のサービスも提供できるため、医療機関が経済的な安定と成長を達成するための新たな機会を提供します。 まず、MS法人は医療機関が提供するサービスの範囲を拡大することが可能です。例えば、健康促進や予防医療、リハビリテーション、介護サービスなど、病院の基本的な医療サービスに加えて、これらのサービスを提供することで、より広

          MS法人活用で開く、病院経営の新たな扉

          未病予兆で切り開く、次世代健診 〜新規事業創出のチャンスを考える〜

          未病を予兆することが新たな健診の切り口となる可能性について、新規事業創出の視点から検討します。 未病とは、明確な病気に至っていないが、健康状態が最適でない「未だ病気ではない」状態を指します。この概念は、病気の予防および早期介入において重要な役割を果たします。未病を予兆する新しい健診方法は、慢性疾患の予防、健康寿命の延伸、医療費の削減など、社会全体の福祉向上に寄与することが期待されます。 こうした背景から、未病の予兆をキャッチする健診技術は、新規事業創出の豊かな土壌を提供し

          未病予兆で切り開く、次世代健診 〜新規事業創出のチャンスを考える〜

          高齢者の日常が財産に!ライフログをNFT化する新時代のエコノミーモデル

          健康長寿な高齢者が自己のライフログ(健診記録、食事、睡眠、運動などの生活記録及び趣味や社会活動の情報)をデータ化し、それをNFT(ノンファンジブルトークン)として販売し収益を得る事業モデルは、デジタル技術と高齢化社会のニーズが融合した革新的なアプローチである。このモデルは、個人の生活データの価値を市場で評価しやすくするという点で特に注目される。 まず、このモデルは高齢者が自らの生活記録をデジタル化し、ブロックチェーン技術を用いてその記録を一意のデジタルアセットとしてNFTに

          高齢者の日常が財産に!ライフログをNFT化する新時代のエコノミーモデル

          PHRのデータをNFT化するビジネスモデルについて

          PHR(Personal Health Record、個人健康記録)のデータをNFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)化するビジネスモデルは、医療データのセキュリティ、所有権の明確化、そして新たな収益源の創出という三つの大きなポテンシャルを持っています。 まず、NFT技術を利用することで、個人の健康データがブロックチェーン上で安全に保管され、改ざんが困難になります。これは、データの信頼性を保つ上で極めて重要です。 例えば、EHR(Electroni

          PHRのデータをNFT化するビジネスモデルについて

          ブロックチェーンとPHRが創る未来 〜次世代健診と治験の融合モデル〜

          次世代の健康診断モデルにブロックチェーンと個人健康記録(PHR)を活用する考え方に加え、治験ビジネスとの融合を促進することで、さらに革新的な事業モデルを創出することが可能になると考えています。この統合モデルは、医薬品開発の効率化と患者参加型の健康管理を目指します。 PHRの利用により、患者は自身の健康データを一元管理し、必要に応じて医療提供者や研究者とデータを共有できるようになります。このシステムがブロックチェーン技術によって支えられることで、データの改ざん防止と透明性が保

          ブロックチェーンとPHRが創る未来 〜次世代健診と治験の融合モデル〜

          スマートシティにおける次世代ヘルスケア 〜PHR、NFTを活用した健康管理とエリアマネジメント〜

          スマートシティの概念は、都市機能の効率化、持続可能性、市民の生活の質の向上を目指しています。スマートシティを軸に、個人健康記録(PHR)、非代替トークン(NFT)、ヘルスケア、エリアマネジメントといった要素を組み合わせた新しい事業モデルを考えてみます。 まず、PHR(Personal Health Record)は、個人の健康データを個人が管理し、必要に応じてヘルスケア提供者と共有できるシステムです。スマートシティ内でのPHRの利用拡大は、市民一人ひとりが自身の健康状態をよ

          スマートシティにおける次世代ヘルスケア 〜PHR、NFTを活用した健康管理とエリアマネジメント〜

          地域密着型ヘルスケアの未来 〜第三の拠点の役割と展望〜

          病院や診療所とは異なる、新しい形の地域ヘルスケア拠点が今後のヘルスケア業界において重要な役割を果たすことが期待されています。これらの施設は、予防医療、病後の養生、治療や介護との両立支援を主軸として、地域社会に密着したサービスを提供することを目的としています。このような第三の地域ヘルスケア拠点の出現は、高齢化社会を迎える中での新たな医療の形態として、その存在感やニーズを強めています。 予防医療の観点から見ると、これらの施設は地域住民に向けた健康教育や予防接種、健康診断などを行

          地域密着型ヘルスケアの未来 〜第三の拠点の役割と展望〜

          スマートライフ・レボリューション 〜健康を守る未来型ホームシステムを考える〜

          スマートホーム、健康コールセンター、パーソナルヘルスレコード(PHR)の融合は、未来の健康管理を根本から変える可能性を秘めた画期的な事業モデルになると思っています。これらの要素を統合し、相乗効果を生み出すことで、個々人の健康管理をよりパーソナライズし、効率的かつ効果的に行うビジネスモデルを考えてみます。 具体的には、スマートホームのセンサー技術が日常生活の中で自然に健康データを収集し、そのデータはパーソナルヘルスレコードに自動的にアップロードされます。 例えば、睡眠パター

          スマートライフ・レボリューション 〜健康を守る未来型ホームシステムを考える〜

          ヘルスデータとNFTの融合 〜新規事業創出への道〜

          ヘルスデータとNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)の融合は、新規事業創出における大きな可能性を秘めていると思います。 NFTは、デジタルアセットに独自性と所有権を保証する技術であり、これを健康データの管理と共有に応用することで、プライバシーの保護、データの信頼性の確保、新たな価値創造が期待されます。 まず、個人のヘルスデータをNFT化することで、そのデータの所有権を明確にし、利用者が自らのデータをコントロール下に置くことが可能になります。これに

          ヘルスデータとNFTの融合 〜新規事業創出への道〜

          「ライフケア・パートナーブリッジ」サービスについて

          「ライフケア・パートナーブリッジ」は、企業と病院・介護施設をマッチングすることで、新規事業創出とマーケティングの観点からも大きな有用性を持つサービスです。 このサービスモデルは、医療・介護サービスの需要と供給を直接的に結びつけることで、社会的な課題解決に貢献するだけでなく、参加する企業に対しても新たな市場機会を提供します。 新規事業創出の観点 「ライフケア・パートナーブリッジ」は、企業が医療・介護分野での新規事業を創出するためのプラットフォームとして機能します。病院や介

          「ライフケア・パートナーブリッジ」サービスについて

          産学連携の未開拓領域  〜セールス開拓への道筋〜

           産学連携プロジェクトは、研究開発やビジネスモデル構築においては顕著な成果を挙げているものの、市場開拓やセールス開拓といった販売面での取り組みには大きなギャップがあるという課題が指摘されています。これは、技術的な革新や理論的な枠組みの構築に焦点を当てるあまり、最終的な製品やサービスの市場への導入という視点が欠けているためです。  産学連携プロジェクトの本質的な目的は、学術的な研究成果を実社会で活用し、新たなビジネスチャンスを創出することにあります。しかし、多くの場合、これら

          産学連携の未開拓領域  〜セールス開拓への道筋〜

          職場のウェルビーイングを支える 〜働く活力チェックの役割〜

          「働く活力チェック」とは、従業員の健康状態や働きがい、職場の環境などを総合的に評価し、その結果を基に従業員や組織の健康を促進するための取り組みです。健康経営企業において、このようなチェックは非常に有用であると考えています。 まず、従業員の健康は企業の生産性に直結します。健康な従業員は、病欠が少なく、仕事への集中力や創造力も高い傾向にあります。働く活力チェックを通じて従業員の健康リスクを早期に発見し、適切なサポートを提供することで、生産性の向上に寄与することができます。 次

          職場のウェルビーイングを支える 〜働く活力チェックの役割〜