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'22/05/08コマサミ参加レポ

 どうも、《ベルゼンロック》プレイマット+《グリセルブランド》スリーブで身バレ一発な根絶です(挨拶)
 昨日開催されたコマンダーサミットに参加して参りましたので簡易レポを執筆した次第です。

 前回記事でも軽く触れたように、本イベントは時間内で様々なレベル帯にてフリープレイが可能で、構築済みやカジュアルなデッキしかない方もガチなデッキで競い合いたい方も存分に楽しめるイベントとなっております。自分も2回フリープレイ卓に交じり、前回引き続きお昼から開催される最強統率者決定戦に臨みました。

《ラザケシュ》以外のリリアナ契約悪魔達
《グリセルブランド》が禁止でなければ絶対組んでいた

 フリーの7-8卓で《コソフェッド》《ベルゼンロック》を使用しておりました。《コソフェッド》は2ターン目着地からドローを進めていたもののコンボパーツを引き込む事は出来ず身内の《ウィンドグレイス卿》に走られて敗北。《ベルゼンロック》は他3名が準備している間に無事ベルゼンロケット発射から完走。上家に《百合子》がいたのですが捲れたスペルがそこまで大きくなかったのでライフに余裕をもってコンボを決められました。

 本命となる最強統率者決定戦は《ラザケシュ》にて参戦。今更ながら大会は基本的にこの《ラザケシュ》で参加するようにしております。

1.デッキリストの見直し

デッキリストはこちらです。

IN
《沼》《叫び大口》《陰謀団の儀式》

OUT
《爆発域》《Basal Thrull》《ボディ・スナッチャー》

 前回記事ではスタックス系統への対抗手段として《爆発域》を採用しておりましたが、正直これが役に立ったゲームは1回も無い上に《沼》だったら円滑に動けていたゲームが多々あったため差し替えました。ただ重い統率者ゆえに33枚目の土地自体は欲しいという点で土地総数は変化なし。
《叫び大口》は想起で《ドラニスの判事》《溜め込み屋のアウフ》を除去しながら《Sacrifice》《Soldevi Adnate》で5マナ捻出も可能なため採用。2マナ域で一番出しづらいため《Basal Thrull》と差し替えました。
 統率者が重い分マナ加速はいくらでも欲しいため今まで見送っていた《陰謀団の儀式》も採用。フェッチランドを採用していないためスレッショルドはあまり見込めませんが現時点から+1マナされるだけでも十分ですし、《金属細工師》等で無色マナは大量にあるけれども黒3マナが難しい時も《ラザケシュ》用のマナを確保してくれます。

 せっかくニューカペナが発売されたばかりなため入れておきたい1枚もありましたが結局抜けてしまいました。《屍体洗浄屋》です。

 癖のない《ボディ・スナッチャー》枠として運用できる見込みがあり、2番目の能力も含めて《ラザケシュ》との相性は悪くない1枚。謀議抜きにしても戻したい生物は《ギックスの僧侶》《無情な屍技術師》《ケリク》辺りがおり、今は一時的に抜けてしましましたが今後の調整によってはまた採用も前向きに検討しております。

 あと余談ですが、《陰極器》を新枠の方に差し替えました。
ルートで必要になるカードなのですが、旧枠アーティファクトは他にも幾つか入っているためサーチの際に見逃してしまうことが意外と多く、余計なタイムロスを避けるために新枠にしました。


2.最強決定戦レポ

・1回戦:《コルヴォルド》→《エドリック》(勝利)→《ラザケシュ》→《パルン、ニヴ=ミゼット》

 1ターン目《巣のシャンブラー》を《レン6》で焼かれるもリストークンは残る。2ターン目《エドリック》着地していたためリストークンでプレイヤーへ攻撃してドロー、《悪魔の教示者》から《Lake of the Dead》サーチ。ドローによっては3ターン目《ラザケシュ》も見えそうだったがそこまでのパーツは無く《ダウスィーの虚空歩き》。《ニヴ》から《宝石の睡蓮》キャストを《否定の力》で弾かれ、《Wheel of Fortune》キャスト。《コルヴォルド》から《吸血の教示者》キャストで何かを仕込む。《波止場の恐喝者》ケアも兼ねて《エドリック》から《活性の力》でこちらの《ウルザの物語》と《ニヴ》の《秘儀の印鑑》を破壊。スタックで《潰瘍化》を《コルヴォルド》の方にも出ている《虚空歩き》を処理して全員手札リセット。《ニヴ》のアクションはそれ以上なくターンが回るもほとんど宝物も出ないため《波止場》も出る事は無くパス、《エドリック》が《時間の熟達》《時間のねじれ》《悪名高き群れ》《神秘の聖域》と追加ターン連打+面展開によって完走。
《虚空歩き》が残ってしまうと自分にターンが回ってきた場合に勝ちの芽が遠くなってしまうため《潰瘍化》の対象を《虚空歩き》としてしまいましたが、そちらではなく《エドリック》か《花を手入れする者》にすべきだったかなというのが反省点。

・2回戦:《あざみ》→《カイカ》(勝利)→《ラザケシュ》→《ウェザーライトの艦長、ジョイラ》

《あざみ》が1ターン目《魔力の墓所》《リスティックの研究》という最高の立ち回り。《リス研》が無ければこちらもマナ加速ばらまきから2ターン目《ラザケシュ》を狙っていましたが無暗に引かせてしまうと勝てないため1ターン目マナ払って《魔力の墓所》のみ。《あざみ》が早々に《神秘の教示者》《通り抜け》で《タッサの信託者》コンボを狙おうとしてくるが、先に《神秘の教示者》キャストから通ってしまっているため《通り抜け》サイクリングだけが実質通った状態になりコンボまでは成立せず《あざみ》着地のみ。《カイカ》から《波止場》《Mystic Remora》で宝物4残しでターンが回ってくる。待っていても勝たないため腹をくくってマナ加速連打で2人に引かせつつ《ラザケシュ》着地。起動スタックで《急速混成》が飛んできたため墓地に落とし、《再活性》サーチ。残りマナからキャストするが《激情の後見》で弾かれてしまう。《ジョイラ》から《呪われたトーテム像》が置かれたので突っ込もうがそうでなかろうがどちらにせよ勝ちの芽は無かった(デッキの構造上トーテム像を置かれると勝利手段が無い)。それはさておき《あざみ》も動かなく《カイカ》が仮に着地しても赤マナ生成の方は起動できなくなったところで《カイカ》が《死の国からの脱出》で仕掛け、《ギャンブル》絡めて《思考停止》まで辿り着き完走。

 前回ほど勝てておらず0-2。3回戦目でそれまで勝っている人と同卓して勝てれば準決勝へ進められる芽はあるため、最後の試合を全力で勝ち取るしかない。

・3回戦:《コルヴォルド》→《ギトラグの怪物》→《ラザケシュ》(勝利)→《ギトラグの怪物》

 非青で速度勝負となる統率者達、しかも《ギトラグ》2名という卓。
3番手から捲るにはそれなりにマナ加速が整っている初手が欲しい・・・そんな願いが届いたのか、初手はこのようなものでした。
《沼》《宝石の睡蓮》《魔力の櫃》《悪魔の教示者》《熱心すぎる弟子》《四肢切断》《ケリク》

 この初手だけでは2ターン目《ケリク》3ターン目《ラザケシュ》から完走ですが、もし仮に《魔力の墓所》《暗黒の儀式》のどちらかが引ければ夢の1ターンキルも可能な初手。2ターン目ドローまでに追加の土地等が引ければ2ターンキルも可能と受けはかなり広いです。黙っていても周りが走るだけで、土地1がやや不安要素ですがこれより良い初手はそうそう望めないためキープ。
 案の定1ターンキルできるドローではなく《魔力の櫃》のみ設置。《宝石の睡蓮》まで出すと《波止場》カウント水増しするだけなので温存。青が卓にいたら《リス研》《Remora》《意外な授かりもの》等の裏目が存在するため設置します。2ターン目までに土地引けず《ケリク》のみ。除去が被弾する事もなく3ターン目が回ってきた&土地引いたため1マナ《悪魔の教示者》→0マナ《暗黒の儀式》→2マナ《熱心すぎる弟子》、ディスカード&生贄で3マナ→《宝石の睡蓮》→黒2浮き《ラザケシュ》。《ケリク》生贄起動スタックで《コルヴォルド》が動いてきたためこれは除去か何かかと身構えていたところフルタップ《むかつき》。捲れたカードの中に特にこのターン妨害できるものは無さそうだったため《悲嘆》を挟んで前方確認から《巣のシャンブラー》起点に基本ルート+1マナである《LED》→《ギックスの僧侶》→《陰極器》→《屍技術師》→《酷叛明神》と繋ぎ、《ミケウス》→《投石攻撃の副官》→《朽ちゆくゴブリン》にて無限ドレイン。

 1-2でしたが、大会のシステム上3回目で勝利するとそれまで勝っていた人が持っていたポイントを吸えるため望みのある1勝。そして同卓していた方が2勝を挙げていたため、結果は11位。16位までが準決勝に進めるため無事準決勝へ。

・準決勝:《ティムナ》+《クラム》(勝利)→《ウェザーライトの英雄、ジェラード》→《ラザケシュ》→《マルコム》+《薬瓶砕き》

《ジェラード》が《ギックスのかぎ爪》《ゴブリンの女看守》《波止場》《スカークの探鉱者》《他所のフラスコ》《独楽》《太陽の指輪》と無限行けそうで微妙にできないもののパーツを探せる体制を整える。《ティムクラ》も1t《ティムナ》や《リス研》でドローを進めており、自分は2t《金属細工師》3t《ケリク》《投石攻撃の副官》と展開(ラザケシュは出せない)。《ティムクラ》が《デモチュー》で何かしらサーチ(持ってくるのは意志の力アピール)の直後の《ジェラード》のターン、8マナ捻り何かと思っていたらまさかの《抹消》。

 《ジェラード》によって土地以外ほとんど蘇生するも、生物の打点はそこまで高くないためターンが回る。その間自分は土地を一向に引けず実質退場状態。《ティムクラ》が土地を2枚引けており、《魔力の櫃》も引いたところで《死の国からの脱出》。《抹消》で飛ばされたカードは脱出コストに充てられ、《LED》《思考停止》ルートで完走。

 という訳で結果は準決勝敗退、戦績自体は1-3でした。
新たに入れ替えたカードが特別役立った事は無かったですが、今後もこの形をベースに大会等へ参加、調整を続けてゆきたいと思います。
ニューカペナが出たばかりですが、今年は統率者レジェンズやダブルマスターズの2弾がそれぞれ出るとのことですので、強化パーツがもらえないかを楽しみにしております。

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