根絶

デーモンを信仰するMTGプレイヤー。 様々なフォーマットで黒単を研究しております。

根絶

デーモンを信仰するMTGプレイヤー。 様々なフォーマットで黒単を研究しております。

最近の記事

  • 固定された記事

神レガと黒単グリセルストームについて

 これまでスタンダードの記事を手掛けてきましたが、今回はレガシーになります。研究を続けて来た「黒単グリセルストーム」というデッキについてと、3/21に開催された第16期レガシー神挑戦者決定戦に同デッキで参加しましたのでそれらについて触れたいと思います。  既にご存じの方も多いかと思いますが、同大会にて惜しくも準決勝敗退というものの自身初となる神シリーズでのトップ4という好成績を収めることが出来ました。フィーチャーマッチでの動画等をご覧いただいたことで多くの反響を頂き、またこれ

有料
500
    • 【EDH】ラザケシュ100枚解説('23/9/24現在)

       《穢れた血、ラザケシュ》が登場してからおよそ6年。手持ちの統率者の中でも気づけば古株になってきており、且つ大会へ参加する際も大半はこの統率者を使い続け、前回の記事でご紹介したように現環境でもぼちぼち好成績を収める事も出来ております。自分の思考整理も兼ね、エルドレインの森が発売された現在のリストから採用理由を含めた解説記事を書く事とした次第です。 デッキリスト 随時更新しているが、管理しているmoxfieldのリンク先は以下。 統率者 8マナ8/8飛行トランプルというマッ

      • 【PaEDH】《タボラックス》構築思想

        1.パウパーEDH参入のきっかけ 6月中頃のパウパーサミット参加レポとなる記事にも記載していたが、パウパーEDH少し興味あるんだよな・・・とX(旧Twitter)で呟いたところ、会場にて知り合いから「根絶さんパウパーEDH組みましたか!?」と何度かお声掛けいただいた。しかしその時点ではまさに試合の合間を縫ってパーツを集めている最中であった。  パウパーEDHとはその名の通り統率者以外のメインボードはコモンのみで構築し、統率者はアンコモンのクリーチャーを指定するというものだ。伝

        • 【EDH】コマサミTC10周年SP ガチコマ参加レポート@ラザケシュ

           2023.8.20に開催されたコマンダーサミットTC10周年SPというイベントに参加したためそのレポート記事である。今回は特別ゲストによるイベントも開催されており、また対戦スペースとフィーチャーテーブルのすぐ傍に設置された販売ブースにてプレイマットや構築済みデッキ(人気で入手困難なものも)等が多数並んでおり、これまでのコマサミより豪華なイベントとなっていた。  参加枠が事前予約のみで定員となる程の人気ぶりであり、統率者というゲームの人気が高まってきている事に疑いの余地はな

        • 固定された記事

        神レガと黒単グリセルストームについて

          【レガシー】デーモンストンピィの遍歴

           本記事は筆者が直近のレガシーの大会に精力的に参加し、一定の戦績を収めることが出来ているアーキタイプ「デーモンストンピィ」について執筆したものである。 1.概要 ストンピィと名を冠するアーキタイプは共通して《古えの墳墓》《裏切り者の都》《金属モックス》といったマナ加速を活用し、序盤から2~4マナ域の脅威を展開する典型的な押し付け型のアーキタイプである。特に1マナのスペルを多用する傾向にあるレガシー環境に於いて上記マナ加速から《虚空の杯》X=1が1ターン目に着地すると相手によ

          【レガシー】デーモンストンピィの遍歴

          Pauper Summit Cup#3参加レポート

           タイトルの通り、パウパーの大型イベントであるPauper Summit Cup#3へ参加し、望外の成績を収めることが出来たため執筆した次第である。参加レポートと言っても、どちらかというとデッキ調整の中身の方が主である。  参加枠は100名。当日の参加者は98名で開催され、国内ではパウパー神の次に規模の大きいイベントとなった。大会開催時点、リーガルである最新セットは機械兵団の進軍。(「決戦の後に」はコモンが未収録のためパウパーには一切影響のないセット)  既存カードの名称違

          Pauper Summit Cup#3参加レポート

          現代のパウパーに触れてみた所感

          1.パウパー歴 コモンのみの構築フォーマット、パウパー。MTGAでも定期的にイベントが開催されている事からも、最近始めた方を含めMTGをプレイしているなら名前を耳にしたことくらいはあるだろう。  このフォーマットに筆者が初めて触れたのは今からおよそ7年ほど前、カラデシュが出た辺り。身近に熱心なプレイヤーが複数名いたことから触発されてデッキを組み、コモンのみとはいえレガシーと同様のカードプールが持つ懐の広さに魅力を感じたものだ。そして何より一部を除いてカードが安いため気軽にデッ

          現代のパウパーに触れてみた所感

          ウォーハンマー新規統率者の可能性を探る

          1.ウォーハンマー統率者デッキ 2022年10月7日に発売した「ウォーハンマー統率者デッキ」。 コラボ製品とあってウォーハンマーのキャラクター達が新規カードとして収録され、またその世界観に合わせたイラストでの再録カード達で構成された構築済みデッキである。カードの枠や偽造防止ホログラムもシークレットレイアー等で登場したものが用いられており、特別感を一層引き立てている。  デッキは4種類存在し、通常版とコレクターズエディション版の2種類が存在する。どちらとも収録カードの種類に違

          ウォーハンマー新規統率者の可能性を探る

          パイオニアEDH《希望の死、タボラックス》紹介

          1. パイオニアEDHへの参入 2022年7月、晴れる屋メディアおよびリラさんのnoteにて「パイオニアEDH」なるものが発表された。  その名の通りパイオニアのカードプールで組むEDH。禁止は本家EDH準拠のため、通常のEDH卓に持ち込んでも問題ない。自分自身お世話になっているホイさんが運営するサーバーでモダンEDH卓が立っていたため、イメージは付きやすかった。  パイオニアも限定構築EDHも積極的な眞白井エイドさんがこの告知に飛びつき、普段お世話になっているEDH鯖

          パイオニアEDH《希望の死、タボラックス》紹介

          '22/05/08コマサミ参加レポ

           どうも、《ベルゼンロック》プレイマット+《グリセルブランド》スリーブで身バレ一発な根絶です(挨拶)  昨日開催されたコマンダーサミットに参加して参りましたので簡易レポを執筆した次第です。 前回記事でも軽く触れたように、本イベントは時間内で様々なレベル帯にてフリープレイが可能で、構築済みやカジュアルなデッキしかない方もガチなデッキで競い合いたい方も存分に楽しめるイベントとなっております。自分も2回フリープレイ卓に交じり、前回引き続きお昼から開催される最強統率者決定戦に臨み

          '22/05/08コマサミ参加レポ

          '22/3/21コマサミ参加レポ・ラザケシュ解説

           前回の記事でご紹介した通り、今月頭に開催された統率者神決定戦では惜しくも17位で予選敗退を喫してしまいましたが、次また大会があればそこで勝ち上がりたいという気持ちは強まっていました。既に照準を定めており、次となる舞台は2022/3/21開催のコマンダーサミット東京でした。  デッキのレベル帯別にフリープレイを朝から晩まで堪能することができるイベントとなっております。もちろんフリープレイも楽しみではありましたが、中でも目玉であろうイベントは14時から開催される「最強統率者決

          '22/3/21コマサミ参加レポ・ラザケシュ解説

          統率者神決定戦振り返り

           2022/3/5、執筆時点で昨日開催された統率者神決定戦。晴れる屋東京TCでは様々なフォーマットの神と呼ばれる大型イベントが開催されてきましたが、これまでのものは全て1対1のフォーマットによるもの。しかしこの度初めて統率者戦による神が開催されました。自分が紙で最もプレイする機会が多いのが統率者戦のため、腕試しも兼ねて参加してまいりました。当日使用したデッキについてや戦績等もご紹介したいと思います。 1.想定する環境について 統率者神はいわゆるガチ、cEDH等と呼ばれる環境

          統率者神決定戦振り返り

          2021年12月開催の神レガシー/神ヴィンテージ参加レポ

          1ターン目《沼》! 《暗黒の儀式》! 《納墓》! 《死体発掘》! 《グリセルブランド》!!!!!! は い 俺 の 勝 ち  という訳で題記の通り神レガシーと神ヴィンテージが12月に開催されましたので、両大会とも参加して参りました。そして気づいたら2022年を迎えておりました。改めて今年も宜しくお願いします。本当はYoutubeで動画化しようと思っていましたが、想像の100倍手間がかかるというか僕自身への負荷が重くのしかかったので断念しました。代わりにこうして記事

          2021年12月開催の神レガシー/神ヴィンテージ参加レポ

          黒のマナ加速あれこれ

           昨今は店舗での大会が開催されなくなってしまっている一方、ウェブカメラやスマホを介してオンラインでも紙のMTGを楽しむ方法が浸透しつつある。中でもプレイヤー数が増加傾向にあるフォーマットは統率者戦(またの名をEDH)ではないかと考えている。筆者自身も紙のMTGに触れる機会が減ってきてしまっているが、オンラインでの対戦環境を整えEDHを楽しんでいる。大会のようなものはあまり無いが、国内でもコマンドフェストオンラインのようなビッグイベントが度々開催される事はあり、これまでに3回開

          黒のマナ加速あれこれ

          Youtubeでの配信活動(活動開始の経緯と今後の計画)

           お久しぶりです。根絶です。早速ですが、タイトルにある通り最後の記事から今日に至るまでの間、Youtubeでの配信活動を始めておりました。 1.配信開始に至るまで アカウント自体は昨年秋ごろに作成しておりましたが本格的に活動を開始したのは今年7月末から。また動画作成は着手しておらず、週に1回程度のペースで配信活動をしているのみにとどまります。前回記事でも触れた「まじすと」への参加を機に配信活動を始めたのが大きな理由です。それまでMirrativというアプリを介してスマホでの

          Youtubeでの配信活動(活動開始の経緯と今後の計画)

          '21年5月現在の自分のヒストリックおよびスタン黒単、そしてイベントへの参加

          1.ストリクスヘイヴンを受けてのヒストリック 前回記事から月日は流れ、ストリクスヘイヴンがリリースされてから早1ヶ月。スタンダードでの環境の変化はそれほど大きくはないものの、ヒストリックに於いてはミスティカルアーカイブの追加によって様々なアーキタイプが研究・開発されてきました。  さて、そんな中筆者が使用していたデッキは黒単アグロ。前回記事ではスーサイドブラックを使用して権利獲得と申し上げておりましたが、その後の環境変化を考慮した結果、スーサイド要素を廃した黒単アグロに落ち

          '21年5月現在の自分のヒストリックおよびスタン黒単、そしてイベントへの参加