ノベル「羊の講」

生き物は群れたがる習性がある。
生き物は群れていなければ不安になる。
生き物は頭で考える間もなく、群れている。
特に人間は如実に感じる。
僕は群れたがる習性を理解出来ない。
僕は群れている事でアイデンティティが無くなってしまうのではないかと不安になる。
僕は頭で考える間のなく、群れるタイミングを逃し、いつも孤立している。
僕は群れる人間が嫌いだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?