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【世界一周】*インド編*インド旅のハイライト

世界一周5ヵ国目インドになんやかんやで約3週間滞在してしまった。
けどもうすぐインドを離れる予定。

私にとって今回が初インドで行く前からビビり散らかしていたのだけど、約3週間滞在した結果、インドは嫌いではない。
インドはもう二度と行きたいくない派とインドにハマる派に分かれると聞いていたけど、どっちかと言われたら私は後者の方になるんやと思う。
けど好きか?ハマったか?と言われたらうーん、となるのだけど、結局何年後かにまた訪れているような気もする。

ただ、やっぱり人のウザさと列車、バスの遅延だけはどうしてもイライラしてしまう。その辺は根っからの日本人気質なのかもしれないな。特に遅延は嫌だ・・・笑。遅延のレベルが違うからね。4時間遅延ってホンマなんなん?笑。
そんなことを思う自分はまだまだインド初心者なのかもしれないなー。

まぁ、インド旅はしんどいこともあったけど総じて楽しかった!

リアルタイムのインドはホーリー祭なので、私はバラナシの宿で引きこもっております。

ホーリー祭
インドやネパールのヒンドゥー教の春祭り。春の訪れを祝い、誰彼無く色粉を塗りあったり色水を掛け合ったりして祝う。

ホーリー祭は前日から色水やカラーパウダーの掛け合いが始まっていて、昨日はガンジス川沿いで紫の水鉄砲、大通りを歩いていたら紫の水風船、最後にバイクに乗った人から緑の粉を掛けられる始末。あと、細い道に入ったら上から泥水みたいなん落ちてきて間一髪当たらんかったけど、これはまじで怖かったー。もう細い道は歩かないと誓った。けど首から上は汚れなかったからそれは良かったかな。

いやー、前日やから少し油断してた。ヒンドゥー教の方には本当にごめんなさいなんやけど、私にとっては「ハッピーホーリー!」じゃないのよ。笑
緑の粉かけられたあと、近くのお店のおじさんが粉を拭いてくれたんやけど、水とか粉とかかけられたストレスがあったのか、おじさんの優しさが染みて泣いた。笑

やられた…
にしても焼けたなー

結局あまりバラナシではゆっくり観光できず、有名なラッシー屋さんにも行かず、宿にずっとおります。謎にくしゃみと鼻水が止まらんからちょうど良かったんやけどね。旅に出てからこうやって1日中すっぴんでおる日って中々ないからいい機会や。

そんなこんなでインド旅ハイライト。
初インドなので定番どころしか行っておりません。

***

チェンナイ

ビビリの私は比較的マイルドと言われている南インドから旅をスタート。場所のこだわりはなかったので南インドの窓口と呼ばれているチェンナイから始めてみた。
滞在中は宿も個室を取っていたので外国人を1人も見なくて宇宙人になった気分。始めの方はインド確かに汚いし交通量エグいけど全然いけるわーとか思ってたけど、私以外の外国人がいないってことが意外とストレスになったり、若い学生の女の子にからかわれたことで悲しくなったりしてあまり出かける気が起きず、1日目以外はほとんど観光もせず宿の近所をうろうろするだけ。意外とメンタルやられてたみたい。
けどもちろん優しい人もいて、その人たちに会うために、その人が働いている食堂やお店に通ったりして元気を取り戻していたという感じ。

チェンナイセントラル駅
南インドの定番ドーサ

バンガロール

チェンナイからバンガロールに行くバスの中でインドの洗礼を受けておりまして、バスではずっと死亡状態。トイレ休憩1回しかないのがほんまにキツかったー。バンガロールに着いてもふらふらでメトロの駅のトイレに行こうと思ったらトイレがインド式で無理!となり結局宿まで我慢をし、宿に着いた頃にはもうふらふらのへとへと。なのにちゃんとその日中にシャワーも洗濯もした私ってすごい。こーいうのちゃんとしてしまうねんな、私。
なのでバンガロールではほぼお腹の調子が悪かったのであまりご飯を楽しめず。知り合ったインドの青年にお腹に優しいインド料理を教えてもらって食べに行ったり、少しずつ固形物も食べられるようになったけど、スパイスの効いたご飯は食べられずに終わってしまった。
バンガロールはというと都会で洗練されていて道行く人もシュッとしていてインドみはあまりない街。けど私は都会大好きっ子なのでテンションは上がります。それに体調が悪かったので、インドの刺激が少なくてタイミング的にはちょうど良い街でした。
余談やけど、宿の近くのショッピングモールのトイレが日本並みにキレイかそれ以上でバンガロールに来て一番テンション上がったかも。笑。1日4回くらい通った。

そびえ立つ高層ビル

ジャイプール

南はもういいかなってことで、一気に北インドへ。バンガロールの後はジョードプルかジャイプールか迷って、飛行機の時間帯が良かったかなんかでジャイプールを次の行き先に決めたんやけど、この判断が大正解。ここでは色んな出会いがあって、中にはびっくりするような出会いもありまして、旅って面白いなーと改めて感じた街。ここでの色々な出来事に関してはまた改めて別の記事に書こうかなぁと思ってます。

ハワー・マハル
アンベール城

ジョードプル

ちょっと変則的やけど西に向かって青の街ジョードプルへ。ここはインドの中でもダントツで好きな街やった。元々モロッコのシャウエンが好きやったからジョードプルに来るのは楽しみやったけど、青とか関係なく街のこじんまりとした規模感とか、宿のおじさんとお兄さんの人柄とか、街から見えるメヘラーンガル城の美しさとかが全て私の好みに合っていて、長居したくなるような街でした。結局延泊して予定より長めに滞在した。ここでもジャイプールで会ったカナダ人女の子と再会したり、なぜか一回り以上歳の離れた大学生の男の子とご飯を食べたり、楽しい出会いもあった街でした。
ラジャスタン州は出会いが多い街だったなー。

メヘラーンガル城

デリー

ジョードプルの居心地が良すぎて行くのが嫌だったデリー。
構えすぎていたせいか、実際はそこまで嫌な感じはなくて、バックパッカーが集まるエリアがあったり、都会的な部分もあったり、オールドデリーは人!リキシャ!人!リキシャ!って感じのカオスやし、色んな顔があって面白い街やなーというのが正直な感想。
けどデリー初日に水風船を投げられてお尻がびちょびちょになった時はやっぱり心折れかけた。笑。ホーリーが近いからか何かが飛んでくる。
デリーもほぼ観光せずひたすら歩いて街の雰囲気を知る作業に徹底した感じでした。

アグラ

タージマハルを見るために1泊だけ滞在。
アグラはタージマハルで街が成り立っているんやろなーと思うくらい観光地!って感じやった。タージマハルの周辺は道路が整備されていてインドっぽくない。タージマハルはテレビや写真で何回も見ているからうわぁ〜!感動〜!って感じにはならなくて、本物や!ほんまに実在するんや!みたいになった。芸能人に会った感覚に似てるんかも。

バラナシ

そして今バラナシ。
ホーリーの前日と当日と滞在が被ったので、外に出てた時間はトータルで3時間くらいかも。ほんまはもっとゆっくりガンジス川沿いを散歩したり眺めたりしたかったんやけどね。仕方ない。かと言って延泊する気もない。今は次の場所へ移動したい欲が勝ってしまっている。
ガンジス川は私でもちょっと神聖な雰囲気を感じた。全然私はスピリチュアルなあれはないんやけど、それでもここは他の場所と空気が違うなと感じる時はあって、日本やと三重の伊勢神宮と京都の鞍馬寺は神聖な雰囲気を感じる。ガンジス川もそんな雰囲気を感じた。

きちんと洗礼を受けたり、交通機関の遅延で移動が思うようにいかなかったり、しんどいことも色々あったけど、様々な出会いがあったり、人の優しさに触れたり楽しくて面白いことも色々あったインド旅でした。

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