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就労ビザを更新しました

こんにちは。この記事は2021年の記事です。

今日は就労ビザの更新について書いていこうと思います。

就労ビザ、デンマークではワークパーミットと言います。ワークパーミットの期限が近づいてくると、EBoksと呼ばれる個人宛のEmailにインターナショナルハウス(移民局)から連絡が来ます。「あと3か月で切れまっせ」みたいな内容です。ちなみにこのワークパーミットと日本のパスポートは連携してるので、パスポートの期限が切れるタイミングでワークパーミット更新、または4年(ワークで取れる最長期限)で更新となります。

切れる前に更新しないといけないので、まずは会社のHR(人事)に電話で相談しました。すると、
”スキームを変更した方がフレキシブルに仕事ができるから、別の新スキームで新規アプライね!” と返事が。
(え? 何?ちょ、待って、別の新スキームって何やねん?)
と、動揺していると、HRの担当者は続けます。
”今まではビザを更新する場合は従業員個人と会社とで半々でやっていたけど、これからは会社が(個人に代わって)更新処理を全て行うの。あなたは書類を集めるだけ。うちの会社は認証を受けているから、会社でそれができるし、絶対そっちの方がいいわよ!” と。
(ふーん、なんか楽そうやん…)

で、さらに詳しく聞くと、この新スキームだと、6か月以上デンマーク以外の国に滞在しても、デンマーク居住許可をはく奪されることが無い、とのこと。日本一時帰国時や他の国でコロナや急に病気やケガになった場合等はありがたいかも…(これ以外のスキームの場合では、6か月以上デンマーク国外にいると、デンマークの居住許可は、はく奪されてしまいます。さらにややこしいことに、ワークパーミットで来ている外国人の場合、デンマーク居住許可は労働許可と結びついている、というところです。居住許可がはく奪されたら、労働許可も同時に無くなってしまうのかどうなのか…ここはちょっと不明です。)

比較してみましょう

旧スキーム
単純に旧スキームで更新する場合は、6か月以上デンマーク以外の国には行けません。が、単純にビザの更新となるので、必要書類を集めたりしなくても良いんですよね… あと、僕の場合2017年から働いていますので、旧ビザの更新では2017年のルールが適応されます。

新スキーム
6か月以上デンマーク以外の国に滞在可能。書類集めが若干メンドクサイ。
2021年のルールが適応される。
結果を受け取る前でも働くことができるのも1つのメリットですが、僕の場合は以前のビザもまだ有効なのであまり関係ありません。

で、結局新スキームで新規アプライすることにしました。

その後

書類をすべてHRに提出し、HRがそれをすべてチェックした後、移民局に新規アプライとして申請しました。
すると翌日移民局からHR宛てに連絡があり、指紋と顔写真、サインの登録をするため、移民局専用アポイントメントのURLが送られてきました。希望時間を入れて予約完了です。

バイオメトリクス認証

予約を入れた日時に移民局に指紋と顔写真、サインの登録に行きました。通常、移民局とのアポイントメントでは予約番号が発行されるんですが、今回はありませんでした。ちょっと戸惑いつつ待っていると、予約時間きっちりに ”Mukai, from XXXX company" みたいな感じで名前+会社で呼ばれました。その窓口に行き、説明を聞いて、指紋と顔写真、サインの登録を済ませると、4分しか経ってませんでした!!!早っ!

結果

処理は早かったけど、結果が来るのに3か月くらい待ちました。
ただ今回の申請は「申請終了後の結果を待っている間にVisaが切れてしまっても継続して働いててOK」のものだったので、普通に働いてました。ただこの時期に国を超える出張とかあると少しもめそうな気もしますが、特に出張も無かったので、何事もなく無事Visaがおりました。
ということで、今日も安心して働いています。(この記事は2021年に書いたものですが、2023年の今日もデンマークで働いています。)

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