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20世紀初頭!LEVI'Sのキャッチコピーに見るジーンズ品質へのこだわりとは!?

ずっとお話ししている
リーバイス社の品質への拘り。
リーバイス社135周年記念本を読んでいたら

19世紀後半から20世紀初頭の 
リーバイス社のスローガンが掲載されてました。

やはり
品質への拘りと労働者の人々がどのくらい
強度のあるワークパンツを求めていたか
その辺りが垣間見れるスローガンばかり。

今日はそれをご紹介。
まずは1890年代のスローガン。
"CUT FULL,HONESTLY MADE"
このスローガンは訳し方がよく分からず
間違っていたらごめんなさい。
「このジーンズは正直に作られています」
というところから「このジーンズは見た目の通り
屈強です」みたいな意味なんだと思います。

続いて1900年
"For Men Who Toil"
こちらは「苦労する男性のために」
という意味。
同じく1900年
"IT'S NO USE THEY CAN'T BE RIPPED"
「もはや誰もこのジーンズを引き裂くことは
できない」

1908年にはお馴染みの
"EVERY PAIR GUARANTEED"
「全てのジーンズを保証します」

そして1910年代には少々長いスローガン。
"two horse overalls are sold to men of every trade,
are guaranteed to be the best of
any others made; there's honest worth and
longest wear in every pair we sell;
they're made out west to lead the best and
suit their wearers well"
「リーバイス社のジーンズははあらゆる業界の男性に
販売されており、他のどのジーンズよりも優れている
ことが保証されています。 私たちが販売するすべての
ジーンズには、正しい品質と長年履くことができる
丈夫さがあります。
このジーンズは西海岸で産み出され、最高の品質で
着用者によく合うように作られています。」

まあおおよそこんな意味合いかと思います。
間違っていたらごめんなさいm(_ _)m

この1910年代までは本当にこのジーンズの着用者は
労働者であったことが「丈夫」という
キーワードからよく伝わってきます。

さらに一番有名なのはバックポケットに付いた
ギャランティチケットですが、リーバイス社は
品質への保証をキャッチコピーやギャランティチケットなど
様々な形で伝えるように努力していたことが
このことからよく分かります。
レシートやセール告知バナー。ポスターなど
リーバイス社の品質周知への努力が窺い知れます。

今週はリーバイス社の品質へのこだわり
でいくつかコラムを書きました。

調べるほどに面白い資料が出てきます^_^

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