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オジサンのための現代用語#26 メシウマ

今回は比較的わかりやすい現代用語?です。昔から、”他人の不幸は蜜の味”と言いますが、メシウマも同義の言葉です。ちょっと難しい四文字熟語では、幸災楽禍こうさいらくかとも言います。

メシウマは、シンプルに”飯が美味い”の省略形ですが、単にご飯が美味しいのではなく、”他人の不幸で飯がうまい”と言う意味で使われます。ちょっと悪趣味ですが、他人の失敗や不幸な姿を見て喜んでいる様子を表現しています。

この言葉が生まれたキッカケは、野球に関するネット掲示板での、とある書き込みでした。その掲示板には、「巨人が負けて今日も飯がうまい」という、アンチ巨人の野球ファンの書き込みがありました。

この記事は、ある程度高齢の読者を想定しているので、その人たちには”アンチ巨人”の意味が分かるでしょうが、若い人の中には分からない人が少なからずいるでしょう。

私の子供時代は、川上監督による巨人軍9連覇(V9)の時代ですから、テレビの野球中継は巨人戦オンリーでした。念のために説明しますが、巨人というのは、野球チーム・読売ジャイアンツのことです。今でこそ、パリーグの試合も結構放送されるようになりましたが、その当時はパリーグの試合のテレビ放送は全国ネットでは皆無でした。パリーグのチームを視ることができるのは、日本シリーズで巨人と対戦する野球中継の時だけでした。

この時のジャイアンツは全盛時代で、突出して強かったので、”アンチ巨人”という言葉が出来ました。日本人は”判官贔屓はんがんびいき”の気質があって、弱いチームを応援しがちです。いまは、毎年色んなチームが活躍するので、アンチ○○というのは、あまりないようです。

好き嫌いは好みの問題なので仕方ありませんが、嫌いなチームを貶めるのではなく、好きなチームを応援する方が健全な気がします。でも、嫌いな人の失敗やトラブルは、やっぱりメシウマなんですよねぇ~。

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