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どうも私たちは油をケチりすぎていたんだ

お昼にチャーハンを作りました。その時に、ふと思い当たることがあってやってみたことが案外成功していた気がしました。

で、そのきっかけはインドな動画です。

というかチャンネル的に日本の気分からするとむちゃくちゃですw

まだ見たことない人は是非上記のやきそば動画を見てください。日本の衛生観念からするともうありえない世界ですが、ある意味日本が潔癖すぎてるだけと思わざるを得ない状況になります。

「黒い妖精(上記動画では見えませんが)」「想い出」「万能ふきん」「万能水」など謎ワードがそこかしこで見受けられます。

が、今回意識したのは油の使い方です。どうしても日本ではヘルシー路線でフライパンというとテフロンとかなんたらストーンとか、こびりつかない(つきにくい)ものを使うことが今や前提となっています。

でも、この意識のままフライパンを使ってしまうと、やっぱりこびりついてしまいます。チャーハンを鉄のフライパンで作ろうとすると、テフロンよりは少し多めに油を使ってたとしてもこびりつきやすさが全然異なり、剥がすためにフライパンの底をこすってしまいます。底についていたご飯等が潰れて粘り気が出てしまうわけですね。これがべちゃっとした感じに仕上がってしまう原因なのでは? とひらめいての上記動画です。

中華料理の動画でも見ますけど、フライパンを一度温めてから一度油を入れてまわし、戻し、その後で使う分の油をとって調理を始めるというあれです。あれをやってみたのでした。

材料(3.5人分)
- ご飯 2合半 少し水を少なくして固めに、ちょっとだけサラダ油を加えて炊いてます
- ベーコンスライス3枚+(朝食の時に)残ってしまってたウィンナー1本を適当にカット
- タマネギ 1/2個分 粗めにみじん切り
- 下ごしらえして冷蔵庫に入れていたキャベツの荒い千切りとにんじん千切りを適当に刻んでおく
- 卵液 2.5〜3個分(たまたま昨晩の料理で1/2個分余ってたので2.5個分で作成)
- 塩・こしょう適当
- 油、ケチらない

ベーコン(+ウィンナー)を適当にカット、タマネギもみじん切り、キャベツとにんじんも適当にカットして準備しておきました。

フライパンを温め、油ポットから直接油を多めに入れてまわしてからポットに戻し、再び油を大さじ1ぐらい。この時点でフライパンには油が回ってる状態になるのでこびりつきが圧倒的に減ります、気にせず炒められます。

タマネギ→ベーコンと炒めて色が付いてきたら、キャベツとにんじんをあわせて軽く混ぜたら一度ボウル等に出しておきます。

今回は息子が塾にお昼から行くということで先に具材を炒めておいてからさっと仕上げる路線で行きました。

フライパンをざっと洗って火にかけて水分を飛ばしてる間に息子の分のご飯をお椀にとっておき、卵を1個溶いて塩こしょうを少し。
水分飛んだら油を多めに出してまわして戻し、大さじ1.5〜2程度入れ直します。強火にしてからは一気に仕上げます。
そこに卵液を入れると、少し多めで油の上に卵液が浮いた形になって広がるので、卵の上にのせるつもりでご飯をお椀から移します。この状態でほぐすと、ほとんどご飯が付きません。油コーティング素晴らしい。

そこに具材を適当に乗せてささっと混ぜて行くと、ご飯にも油がコーティングされてパラパラになりやすいです。強火なので多少油が多かったとしても飛んでくれるようですからそんな気にしなくて良いです。

ご飯以外には塩こしょうがついてますから、少量の塩こしょう+醤油まわしがけで完成。卵を入れてからは2,3分です(写真は撮ってません、そんな暇ない)。

つまり何が言いたいか、

- ヘルシーヘルシー言ってんじゃねーよ、テフロンや〜ストーンは強火(厳密には空だきに近い状態)が使えないんだよ
- 下手に大人数分をそれほど大きくないフランパンで作るんじゃないということ、今回も1人分だから26cm程度のフライパンでさっと作れたのでした

その後、家内と娘の1.5人前を作り、最後に自分用を作りました。どれも同じ感じでさっと作り、ご飯も案外ぱらっと仕上がり良い感じでした。

鉄のフライパンを使うなら、下手にヘルシー路線とか走りすぎてはいけません。油をほどほどに採りましょう。

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