片側ばかりで噛んでいませんか?
あなたは普段の食事の時に
右側ばっかりで噛んでいるor左側ばっかりで噛んでいる
心当たりはありませんか?
そんな片側噛み❗️
原因と生じてしまうかもしれない問題について
歯科医師がお話しします。
ぜひ最後までご覧ください。
原因として考えられる事
歯並び、噛み合わせが悪い
理想的な歯並び、噛み合わせであれば
左右均等に噛む事ができます。
しかし
歯並び、噛み合わせが悪く
左右のバランスが取れていない方は
噛みやすい方を使ってしまう傾向があります。
虫歯や歯周病がある
虫歯や歯周病があると
当然そちら側では痛みや違和感があり
噛みにくいため
ついつい反対側の噛みやすい方で噛んでしまう。
これもよくあります☝️
歯が抜けてそのままにしている
歯が抜けた後は
そこに歯の代わりになるもの(ブリッジと言う被せ物、入れ歯、インプラントなど)
を治療で入れる事が必要ですが
抜いた後処置をせず放置していれば
反対側の
歯がある方ばかりで噛む様になるでしょう。
筋肉や骨格的な問題がある
口を開けたり閉めたりする時に使う筋肉、もしくは骨に問題がある場合も
片側噛みの原因となってしまいます💦
利き手によるクセ
人には利き手が存在します
それによるクセで
片側噛みになってしまう事もあります。
つづいて
片側噛みで
どんな問題が生じるのか
片側噛みで生じる可能性がある事
顔のバランスが崩れる。表情のバランスが不均一になる
筋肉が動き、そして下顎(したあご)が動き
それが噛む運動へと繋がります。
片側ばかりを主に使っていると
よく使う側の筋肉が発達し、反対側の筋肉はあまり使わない事で逆に萎縮する事が考えられます。
結果顔のバランスが不均一になるかもしれません💦
顎関節症が生じる
噛むバランスが悪いと顎の関節への負担につながり
結果として
大きく口を開けにくかったり、開ける時にカクっと音がしたりしてしまう事があります。
顎関節症という顎の関節のトラブルの元になります。
虫歯や歯周病の原因になる
ケースにはよるのですが
あまり使わない側に食べかす、汚れが残りやすかったり
よく使う側も負担が増える事により
小さな亀裂が入って虫歯を誘発したり
歯に負荷がかかる事で歯周病の原因になる可能性もあります。
まとめ
片側噛みを防ぐには
左右均等に噛む様に意識する事が大切です。
また
今回述べた原因に心当たりがあればそれを改善する事が求められます。
気になる事がある場合は歯科医院で診察をしっかり受けてくださいね。
本日は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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