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引っ越しの可能性があるけど、矯正治療できますか?

こんにちは🌸

歯科衛生士の粟飯原(あいはら)です。

いよいよ、オリンピックが始まりましたね!

これまでの人生、特にスポーツをしてこなかった私ですが、卓球の水谷隼選手と伊藤美誠選手の白熱した試合に涙しました🎾✨

続々と届く日本のメダル🎖獲得のニュースに涙腺崩壊しそうです笑

本日もこれより、印象に残っているご相談事例をご案内していきますね!

ご自身のお悩みと照らし合わせてお読みください♪

ご相談はこちらからお願いします👇

■20代 女性
■お悩み:歯がガタガタ生えている(叢生)、前歯に      汚れが溜まりやすい

就職活動が実り社会人として企業で勤め始める前に、歯並びを整えたいとご相談いただきました。※デンタルジュは医療機関では無いためLINEでは「診断」はしておりません。

近年、身だしなみの一環として、矯正治療で歯並びを整えたいと考える人も少なくありません。日本は歯並びが整っていることへの重要性にまだまだ理解が十分ではないのですが、欧米では歯並びが整っていることが当たり前の社会となっています。

また、日本ではチャームポイントと認識されることもある八重歯ではありますが、欧米では「バンパイアティース」と呼ばれ、敬遠されているほどです👻♰

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特に今話題のオリンピックでも海外の選手の歯並びを見ると、その国の矯正事情が伺えると、以前勤めていた院長が口にしていたことを思いだしました🦷

今回のユーザーさんも歯がガタガタと生え八重歯もあり、10代の頃から徐々にコンプレックスとなっていたようです。

■噛み合わせに関してのお悩み

上下の歯がガタガタ生えている場合、適切な位置で噛み合うことができず、上手く食べ物を噛み切れない人もいます。

今回のユーザーさんも前歯で食べ物を噛み切れないことがあるようでした💦

例えば乳歯から永久歯に生え変わるタイミングであった場合、、、物理的に上下の歯が噛み合うことができず、結果として食べ物を噛み切れないこともありますが、一時的なことなので、問題視する人はあまりいませんよね?

しかし、今回のユーザーさんのように、噛み合わせが問題となり、常に前歯で食べ物を噛み切れないとなると、他の歯に負担がかかったり、噛み切れないことで消化などにも影響を及ぼし内臓に負担がかかったり、柔らかいものを好むようになり、食生活などにも影響を与えかねません💦

矯正治療を考える人の多くは、見た目の改善を目的としている人が多いのですが、見た目はもちろんのこと、こういった機能面にもアプローチできる治療を行うことが望まれています。

今回ご相談くださったユーザーさんにも、噛み合わせの重要性をお伝えすることができました🦷✨

※デンタルジュは医療機関では無いためLINEでは「診断」はしておりません。

■引っ越しの可能性がある場合

ヒアリングを続けるうちに、就職して1~2年で他県へ転勤の可能性もあり、今現在、矯正治療に今一歩踏み出せないことを打ち明けて頂けました。

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矯正治療は年単位で行う必要があることは、みなさんもご存知なのではないかと思いますが、引っ越しを伴う転勤の可能性があるなか、矯正治療自体を行えるのか、不安な気持ちを抱えている人も多くいらっしゃるのではないでしょうか💦

矯正治療の期間はその人の歯並びの状況や、選択した治療法によって異なりますが、平均すると1年半~2年、長ければ3年以上もの期間が必要であると言われています。

今回のユーザーさんは、少なくとも1~2年の猶予があるとのことでしたので、地元にいる間にある程度治療を進め、転勤が決まったら転院する方向で治療を始めることを、1つの選択肢としてご提案しました。

お仕事やご家庭の事情で引越しの可能性が否定できない場合「引越し先で、治療を続けることは難しそう。。。」と初めから諦めている人も少なくありません。

しかし、これよりご紹介する複数のポイントをおさえて、医院や矯正装置を選択することで、引っ越し先でも問題なく矯正治療を行うことが可能です。

①引っ越しに伴う転院に対応しているか、医院のホームページを確認する

医院によって転院に対する対応は異なりますが、一部の医院では、治療の進み具合などに応じて、返金制度を設けているケースもあります。カウンセリング時には引っ越しによる転院の可能性もあることを伝え、相談しましょう。


②引っ越しの可能性がある場合は、表側矯正・インビザラインを選択する

裏側矯正は実施している医院にも限りがあり、引っ越し先で取扱う医院を見つけることが出来ず、泣く泣く装置を外すことになるケースもあります💦

そういったことを避けるためにも、矯正治療の中でも最もスタンダードな治療法である表側矯正か、あるいは患者さまの歯並びの状況や、治療過程をコンピューターシステムにより管理・共有することができる、インビザラインを選択することをおすすめいたします。


③矯正治療を行う歯科医師が所属する学会名などを確認する

日本矯正歯科学会や日本臨床矯正歯科医会では、患者さまがスムーズに転院できるように、「転院システム」が構築されています。もちろん自身で転院先を見つけることも可能ですが、見知らぬ土地での医院探しは骨折り損となることも多くあるでしょう💦

しかし「転院システム」を利用することで、負担を最小限に抑えながら、お引っ越し先の地域の医院を紹介していただけます🌷


以上、今回は八重歯がコンプレックスであり、引っ越しの可能性がある20代のユーザーさんの相談事例をご案内しました!

お引っ越しの可能性もあり今一歩、矯正治療に踏み出せないとお悩みの場合は、デンタルジュにお気軽にご相談ください🍀ご希望の条件に合う医院をお探しいたします🎵

ご利用をお待ちしておりますね🦷