見出し画像

点数改定の季節です。

この時期、点数改定に向けて、改定の内容を徹底的に調べる時期です。
しらみ潰しに見ていく感じですかね。
もちろん、一人ではなく、大勢で確認していきます。
自分なりに事前に予習して、その確認作業に臨むわけですが、
予習したはずが完全に抜けていたり、
大事と思っていたことが、そうでもなかったり、
大した事ないと思っていたことが、とても影響が大きなことだったり、
いろいろ分かって、一人作業の限界を感じます。
間違いに早めに気付かせて貰える機会があることは、とてもありがたいことです。

ただ、それは、診療行為を行って点数を算定するまでの話。
新旧の点数マスターを参照して、算定しやすい点数表を作ったり、
算定された点数にエラーチェックをかけたり、
必要なコメントの入力を促したり、
カルテデータを作るまでに整備しないといけない作業があって、
その後に、レセプトデータがエラー無く作られることを確認しないといけません。
改定に伴うコメントコードの改廃もたくさんあるでしよわうから、しらみ潰しに確認していくことになります。
ただ、これは、一人作業。
しんどい、笑。

あと、医療DX関連で点数が新設されていて、オンライン診療はまだしも、電子処方箋と電子情報共有化の2点については、この1、2年のうちに実現させないといけません。
関連するマニュアルとにらめっこすることになりそうです。

ああ、それに、医療情報を扱うベンダー向けの規則に関する確認の通知が来ていて、
ベンダーとして知り得た情報を一般に拡散してはならない、ということに釘を刺す内容でした。
セキュリティ上、当然のことではありますが、
医療機関として、請求するのに間違いやすい点なんかは、検索しやすくしてもらうと助かるのですが、、、無理かな。

さて、そんな事情とは別に、医療機関として新しい施設基準に対応するかどうか、対応するにはどれぐらいの出費になるか、悩みます。
そもそも、あと何年現役で診療するのかという問題がベースにありますからね。
ここで最大限に投資したとしても、何かが起きてすぐに辞める可能性もあるわけです。

まあ、悩めるうちが華ですかね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?