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レセコン改修料金 返戻レセプトのオンライン再請求①

請求したレセプトが、審査でひっかかって、修正して出し直すようにと医療機関に差し戻されたレセプトを、返戻へんれいレセプトと言います。
医療機関は、返戻レセプトの誤りなどを訂正して、再度請求することになります。

これまでは、レセプトが紙でも、電子化されたものでも、返戻レセプトは紙に印刷されたものが戻ってきていました。
医療機関は、その紙のレセプトを、ボールペンなどで修正の上、再提出してきたわけです。
現在では、レセプトのオンライン請求の画面に、返戻レセプトのダウンロードボタンがあるように、今では、返戻レセプトも、電子化されたものをダウンロードできるようになっています。
国は、オンライン請求の義務化に伴って、返戻レセプトも電子請求するように言っていますので、それに対応しないといけません。

レセプトを紙で請求することを容認されている医療機関を除いて、多くの医療機関にとって、返戻レセプトをボールペンで修正する時代は終わるのです。

レセコンを売っている会社は、返戻レセプトのオンライン請求のためにソフトの改修を余儀なくされていますが、これまでの機能に、新たな機能を追加することになり、医療機関に、これまでの料金と別に、費用を請求しているようです。

その費用が、「改修時のみ1回、数万円、十数万円、数十万円、百万円超・・・」という話もあれば、「月に数千円を永久に」という話もあるようです。
あまりに高額な請求に対しては、「じゃ、もういいよ。他のレセコンに乗り換える」と撥ね付ければ良いと思うのですが、
不思議に長く使っているレセコンには愛着が湧くもので、「高い高い」と文句を言いながらも、レセコン業者の請求通りに支払う先生がほとんどのようです。
もっと言うと、「安いと信用できない」という感覚の先生もいらっしゃいます。
レセコンの価格が高止まりしている理由がここらへんにあります。

実際のところ、オンライン請求にしても、返戻レセプト請求のオンライン化にしても、
義務化された後は、外すことのできない通常機能になるわけで、そんな機能の追加ですから、改修時のみ数千円程度で済ませてくれても良いと思うのです。

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