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おばはんマッサージ師の強み

年齢を重ねてくると、どこが痛いそこが痛い…あれがそれでこれで、自分自身にも痛みが出たり不調になったり。見事に老化による影響を受けてきます。

患者さんに症状を聞くと…
あれが痛い、ここが痛い。との訴えを色々といただきます。

「うんうんうんうん!!」

「わかりますわーー、ココがアレでこうですよね。」

おばはんなわたくしめ、患者さんの痛みの訴えが実感としてわかることが大変多いのです。
素直に共感できてしまう。

痛いのは辛い。
ということが身をもってわかるのです。
だからこそその痛みや辛さを少しでも緩和してさしあげたいと思うのです。

痛いと辛い、つらいと気持ちが落ちます。
やる気も落ちます。
生活していくための気力が落ちてしまいます。


実は2ヶ月ほど前から自分自身に強烈な身体の不調を抱えていました。

「頸椎椎間板ヘルニア」
首の骨の間にある椎間板というクッションの部分がはみ出して神経を圧迫してしまうことによって痛みや痺れを生じます。

あれ?なんだか首の痛みが強いな?と感じているうちに手指に強い痺れが出てきて腕は重たく肩まわりが痛い!

わたしたちあん摩マッサージ指圧師でこの疾患を改善するのは正直難しいことだと思われます。

実際の治療では神経の痛みを抑える薬で保存しながら、無理な姿勢をせずできるだけ安静にすることが良いそうで。

とはいえ、痛いものは痛い!
ストレッチをしたりトレーニングをしたりしているうちに少しずつ症状は緩和されてきています。

そんな中、とてもありがたいと思ったこと。

あん摩マッサージ指圧師の仲間が痛みが出ている肩まわりや腕をマッサージしてくれていました。
その仲間もやっぱり「おばはん」で(って言ったら怒られますな笑)。痛いのは辛いよねえ、と。

症状の出ている局所の治療はできずとも、あたたかい優しい「手当て」をしてくれる。その気持ちが私の心をほぐしてあたためてくれました。

そのおかげで痛いリハビリトレーニングにも耐えられました。


わたしが患者さんにしてあげられることなんてたいしたことはできないと思っています。
マッサージすることで和らぎ癒され少しでも辛さが緩和されれば気持ちが上向いて心が軽くなり、生活しやすくなることで元気に動きたい活動したいという原動力になれればとの思いで精一杯の施術をさせてもらっています。

自分が患ったことでわかったことがたくさんあります。
年齢を重ねているからこそわかる痛みがあります。


自分の身体がダメすぎるマッサージ師なんてどやねん!
って自分にツッコミを入れつつ、、だからこそ患者さんに寄り添うことが自然にできると🥺

痛いの痛いの飛んで行け!



痛いつらいをわかるおばはんのあん摩マッサージ指圧師やからできること。

患者さんの痛みを自分の痛みとして感じて患者さんに接することでより良いマッサージができると思う今日この頃です。


あー、首痛いわね。
困っちゃう。
おばはんしっかりせぇよー!

https://profu.link/u/denzaemon


◎京都でバイクもしくは自転車で出張あん摩マッサージ指圧をしているわたくしめ、京都のあらゆる場所の良さを味わうのが幸せです◎
*お出かけが難しい山間部に在宅の患者さんにも出張いたしております*



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