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元気な妊婦の見えない不調 #妊娠の記録

妊娠6か月目を迎える直前に腹痛が1度あった以外、この1か月は大きな不調なく過ごすことができた。赤ちゃんも元気にスクスク成長していて、毎日お腹の中でポコポコ動き回っている。

強いて言うならば、おりものシートにうっすら血がついた時はかなり焦った。スポイトで一滴垂らした程度の量だったけれど、綺麗な鮮血だったので、見た瞬間「ゲゲっ⁉︎」と。ただ、膣のあたりにトイレットペーパーを当てても全く血はつかない。産科に一応電話したけれど、一時的なものだろうということで様子見になった。次の妊婦健診でも異常はなかった。

おそらく、初期の膀胱炎だったのだと思う。以前、健康診断で指摘されたことがあって、「もしかしたら」とピンときたのだ。実際、妊娠7か月目に受けた会社の人間ドックでも膀胱炎の疑いと判定が出たので、間違いと思う。痛みがないから、正直気が付かなかった。

いたって健康なように感じていても、体の中までそうとは限らない。そう痛感させられた出来事が、もう一つあった。先の人間ドックで血液検査がズタボロだったのだ。コレステロール値は高いし、白血球は多いしで、数字だけ見たら不健康極まりない。どれも妊娠の影響らしい。お腹のわが子に血液や栄養を送っている証といえばそうなのだけれど、とはいえ少なからずショックはあった。「元気なつもりなのに、こんなにダメージ受けてるんだ」と。

「妊婦の無理は禁物」と言われるのは、まさにこういうことなのねと、いまさら納得。体が動くうちは、これまでのように生活するつもりだけど、体の声は常に聞いておかないと。

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