３月末で仕事を辞めてもう９月…。やった事と言えばパソコン習いに行った事くらい。本当に何もしなかった。１か月メイクしないときもあったし、ナオンとして終わってる…。

失業保険は税金に消え、求人を見ても受けてみたい会社は皆無。ブラック企業を辞めて次はいい会社に勤められて最高です！なんてラッキーがあるわけもなくただただ時間が過ぎていきました。何十年も仕事辞めたくて、やっと辞められたと思ったらコロナワールド。こんな時期に出てる求人ってこんな不景気に人が辞める会社なんだから相当ブラックなんじゃ…と勘ぐってしまう…。

とりあえず社会復帰できるよう、パソコンのテキストやドリルを買いあさって狂ったように解いてます。これがゲームみたいで面白い！今のスキルで前の仕事をやっていたらもっと効率よくやれたのにな…とは思うけど戻りたくはないな…。

今日、前職の会社の先輩から元気でやってるかとラインが来ました。

その先輩は同じ部署になった事は無く、同じ建物で働いた事もありません。何かの飲み会で一緒になって知り合ったとは思いますが思い出せない…。

上司からも部下からも慕われ、仕事もでき、芸人以上に面白く、それなのに嫌味が無い、とにかく男性にも女性にもモテる方でした。何故か自分の事をかわいがってくれて飲み会があると呼んでくれたり、卑下することでしか自分を表現することしか出来なかった自分を肯定して褒めてくれました。

こう書くと、モテる男子に好かれているワタシ…ムフ…ってな感じになりますが、違うんです。恋愛感情はお互い全くありません。出会った時あちらは結婚されていましたし、二人きりで飲みに行ったこともございません。頻繁に飲み会をしているわけではなく、飲んだ回数も５回くらいかな。誘われたとか色っぽい話も全くございませんし、私の中のリスク管理委員会が妻子持ち、人気ある人にアタックするという危険な事はするなとずっと見張っておりましたので。

でもね、ワタシおばけとか超常現象とか信じないんですけど、何がすごいって、この先輩、私が弱っている時に必ずラインくれるんです。どこで見てるの？ってくらい仕事でもプライベートでも泣きたいくらい辛いときに「元気か？」ってラインがきます。ホント不思議。周囲にいる人だってわからないくらいなのに。今も仕事が見つからなくて何をやっていいのかわからなくて泣きたくなっている時にラインが来ました。

かと言って、長文でアドバイスや励ましをくれるわけではなく、

「元気か」

「もう辛いです」←ワタシ

「あんまり頑張ることなく楽しくな、頑張ってもアホくさいから頑張るな」

「はい」←ワタシ

のツーラリーで終了。

でも何故かたまに自分をまだ思い出してくれる。

とーちゃんと娘みたいな感じなのかなぁ。

この先輩とは多分もう会うことも飲みに行くこともないと思う。私が会社を辞めた時点でもう赤の他人と言えば赤の他人。自分からラインすることも無いから来なければ終わり。でもnoteで残すことで忘れないようにしたい。

自分にとって不思議で嬉しい大切な先輩。

でも最後にちょっと小声で言いたい

（好きにならなくてよかったー、絶対辛いわー）