こんにちは！DERTA GIG運営のりなです。
2024年2月23日(金), 24日(土)の2日間、2Daysのアイデアソンを開催いたしました！

今回のアイデアソンは、「共創」や「ビジネスデザイン」のスキルアップを目指し、新たなビジネスアイデアの構築や組織の強化に効果的だと言われている「デザイン思考」のプロセスに沿ってアイデアを考えていただきました。

アイデアソンでは、地域で活躍するプレイヤーを「社長」に見立て、社長がワクワクするようなアイデアを考え、最終的にチームでピッチを行いました。

今回のテーマは「子どもに主体的な学びを促す、学び×遊びが一体となった『エデュテインメントサービス』を考えよう！」。

また、アイデアを考えるだけではなく、実際にペルソナ・ターゲットとなる人物にインタビューをして仮説検証を行ったり、教育やエンジニアリングに詳しいコーチにアドバイスをもらってアイデアをブラッシュアップしたりするなど、実践的にビジネスアイデアを考えられるアイデアソンとなりました。

社会人の方だけでなく学生も多く参加し、様々な年代の方がそれぞれの視点や経験からアイデアを出し合い、熱量あふれる2日間となりました。
そんなアイデアソンの当日の様子をみなさんにお届けします🤲

イベント概要

【日時】
2024年2月23日(金•祝) 10:00～19:00(受付開始9:30-)
2024年2月24日(土) 10:00～20:00(受付開始9:30-)

【場所】
新潟県新潟市中央区天神1-1 プラーカ3 B1F NINNO3 会議室 Room F
https://ninno-kaigi.com/

【参加費】
一般：2000円（懇親会参加者は＋4000円）
学生：2000円（懇親会参加は無料）

コーチ・審査員等の情報など、詳しくは申し込みページをご確認ください。
https://ddd-ng.connpass.com/event/308291/

1日目：

オープニング

まずはじめに、DERTA GIG運営株式会社DERTAのオハナさんから今回のアイデアソンの特徴や審査基準、Miroの使い方などを説明していただきました。

アイスブレイク

初対面のメンバーが集まったチームもあったため、緊張をほぐすためにアイスブレイクも実施。「アナロジン」という言葉遊びゲームを行いました。

インプットタイム

続いて、今回のアイデアソンのテーマをご提供いただいた社長役のPort代表 ソフトウェアエンジニア 吉井さんから、エデュテインメントサービスについての事業をやりたいと思ったきっかけや、ご自身の原体験をシェアいただきました。

ゲームの中に出てくる果物がきっかけで植物について学ぶことが大好きになった吉井さんのお子さんのお話や、「遊んでいるだけなのについつい学んでしまう」という状態が学びの本質である、などのお話をいただきました。

また、NPO法人みらいずworks /株式会社LX DESIGN 木村さんから教育現場の現状についてのレクチャーもいただきました。

教育の最終目標は経済をよくすることなどではなく「社会全体のウェルビーイングである」ということや、最近の教育は「こう生きるべきだ」という「べき」を教える教育ではなく、「どう生きるか？」という問いに対して自分なりの答えを出していく教育に変わってきていることなど、最新の教育トレンドについてお話しいただきました。

また、木村さんはテーマに合った参考図書もたくさん貸し出してくださいました！

チームごとにアイデアを発散

オープニングと2人の講師によるレクチャー終了後は、いよいよチームごとのアイデア発散に入ります！

レクチャーをもとに、自分が考える教育の課題や疑問に思ったこと、またそれらの問題を解決できそうなアイデアをそれぞれ考えてチームで発散。ホワイトボードツール「Miro」を使ってアイデアを付箋に書き出します。その後、情報のカテゴリーごとに振り分けて、良さそうなアイデアをチームメンバーやコーチとともに検討しました。

その際、「どんな意見も否定しない」ことを共通認識として持ち、発言しやすく、誰か一人だけの意見が大きくならない雰囲気作りを心がけました。

仮説を定め、実際に検証

お昼を挟んだのち、今回の審査員であるDERTAの坂井さんから、デザイン思考の考え方やポイント、またデザイン思考に沿って作られたサービス事例についてレクチャーがありました。またコーチであるDERTAの須貝さんから、デザイン思考の考え方のもとサービスを検討する際に役立つフレームワークやユーザーインタビューのポイントを解説いただきました。

その後、チームで一番いいなと思ったアイデアを決め、実際にユーザーとなる人にインタビューをして課題を深掘りしました。

会場内にいる他のチームの方々にインタビューをしたり、自分の学校の生徒向けにアンケートを作成して拡散したり...。なんと会場を飛び出して新潟駅にいる通行人にインタビューをするというツワモノチームもあり、それぞれのチームで工夫を凝らして「実際にこのアイデアを求めている人がいる」という証拠を集めて回りました。

チーム内でなかなかアイデアがまとまらず仮説検証へ動き出せないチームもありましたが、コーチの方に相談しヒントいただくことで納得して前に進む様子も見られました。

1日目の最後には、チームごとの中間発表も実施。それぞれのペースで一歩一歩進んだ1日目となりました。

2日目：

1日目の作業の続き・ピッチ資料作成

２日目の最初は審査員であるDERTA代表の坂井からピッチ資料作成のレクチャーをいただいたあと、それぞれのチームが1日目の作業の続きに取り掛かりました。

アイデアがまだ明確になっていないチーム、前日に引き続きインタビューを重ね仮説検証に取り組むチーム、早速ピッチ資料の作成に取り組むチームなど、進捗には差が。しかし、コーチの方にアドバイスをもらってもう一度アイデアを発散してみたり、メンバーと丁寧な対話を重ねてアイデアのネガティブな面を削ぎ落としたり、フレームワークを使ってさまざまな角度から検討を重ねたりと、それぞれのチームのペースで前に進みました。

お昼ご飯の時間になってもどのチームも食べながら話し合いをしており、1日目と同様に熱量あふれる会場となっていました🔥

ついにピッチ大会！

資料をなんとか作成させ、ついに最終ピッチ！

各チームが2日間考え抜き、さまざまな方法で検証したアイデアを発表しました。

チームごとに全く異なるアイデアがが提案され、どれも「エデュテインメント」を叶える素晴らしいアイデアでした！

審査員の皆さまとの質疑応答も充実した内容になり、非常に熱量あふれるピッチ大会となりました🔥

表彰式・クロージング

審査員による検討の時間を設けたあとは、ついに受賞チームの発表です！
「人間中心設計（ユーザーの視点が重視されているか）であるか」「課題が明確に見つかっているか」「アイデアの検証の量が充分か」などの審査項目に沿って、一番優秀だったアイデアに授与される「最優秀賞」と、社長役である吉井さんが一緒に実現したい！と感じたアイデアに授与される「社長賞」の2つの賞を準備しました。

最優秀賞を獲得したのは「新潟家守舎チーム」🏠

また、社長賞を獲得したのは「DERTA GIG学生運営チーム」でした⚙️

審査員の皆さまから、受賞したチームはもちろん、受賞できなかったチームにも丁寧にご講評をいただき、自らのチームの良かったところや改善点を振り返ることができました。
最後にみんなでDERTA GIGの「G」ポーズで記念撮影📸

懇親会

２日間のイベント終了後は、同じ場所で懇親会も開催🎉
わたご酒店さんのおいしいお料理とお酒を囲み、頑張りをねぎらいました😊

また、ピッチの発表が終わった後でも審査員の方にアドバイスをもらいに行く参加者の姿も見られ、皆さんが本気でこの２日間アイデアソンに取り組んだことが伝わってきました。

まとめ

DERTA GIGとして初開催のアイデアソンでしたが、参加者の皆さんが2日間本気でエデュテインメントサービスについて考え、悩み、検証を繰り返し、デザイン思考のプロセスを直に体験できるイベントとなりました！

「アイデアソン」というイベント自体に初めて参加するという方も多く、それぞれチームごとにたくさん悩んだ2日間でしたが、誰もが最後まで諦めずに取り組み、アイデアを完成させたことは本当に素晴らしいと思います！
参加者のみなさまお疲れ様でした！そしてたくさんアドバイスをくださったコーチ・審査員のみなさまありがとうございました😊

DERTA GIGとして、このようなアイデアソン・ハッカソンは今後もぜひ開催できればと思っております。イベント告知はDERTA CommunityのXで行ってまいりますので、ぜひをフォローいただけると嬉しいです。
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