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素直に生きる

あなたはどう思うだろうか?

この地球に生きている意味を。

あなたはどう感じているだろうか?

この今の感覚を。

近すぎる場所にいて、
隣にいつもいるはずなのに
お互いにそっぽを向けて歩き続けている。

そんな状況…いつまで続くのだろうか?

絶望。人生に何度となく、落胆し、
自分が本当に求める人はいないと
何度もそう思い、諦めかけた。

その時、惹かれたんだ。

いつの間にか、きみがそこに居たんだ。

「ねぇ、わたしはここにいるよ」

って。そう小さくつぶやいてた。

「なんでわたしが見えないの?
もうわたしこのままだといつかおばあさんになっちゃうよ」

「ねぇ、早く迎えに来てよ。まだなの?」

「寂しいよ。会いたいよ。」

こんなに近くにいるのにとっても何光年も先の未来の宇宙にいるかのような感覚にいつもなってしまう。

ぼくはどうやったら
そこへたどり着けるだろう?

いつかそこへ行けるのだろうか?
本当にそう思えるのだろうか?

誰と重ねてもその色は出なかった。

自分が思うような濃淡にはならなかった。

色が時折近くても、
気づけば自分から色をにじませていたんだ。

ぼくにだけにわかるように
きみにだけが知っていたように
小さく小さくうつむくような
顔で恐る恐る手をサインにしていたきみのこと

まるでわかってなかったよ。
ごめんね。

すぐいくからまってて。
待たせてごめんね。

ぼく、やっとおとなのぼくになったよ。

ぼくはやっときみの声に気がついたんだよ。

いつも隣で大声出して笑っていたきみのこと。

「あ、この声だったんだな」って
やっと今気がつけたんだよ。

どこでも聞いた事のないこの声だけが
ぼくにとっての目印(サイン)だったんだな。

ちょっとアニメっぽくって可愛いらしい
きみの声。

最初は変な声って笑っちゃっていたきみの声。

この可愛い声のことだったんだな。

今こうやって書きながらも溢れてくる
聴こえてくるきみの声。

この声がいつもぼくのことを呼んでいたんだね。


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