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未来を切り開く空間ディスプレイのメリットとデメリット【日本デザインプランナー協会】

空間ディスプレイは、非接触でパネル操作が出来る技術です。3Dディスプレイなども登場し、昔映画で見た世界が現実になったと話題にもなっています。今回は空間ディスプレイの意外としらないメリットやデメリットについてご紹介していきます。

空間ディスプレイのメリット


衛生的
空間ディスプレイの特徴とも言える非接触で操作はコロナ渦中の世界にとって最も画期的なシステムでしょう。日本でも空中操作できるディスプレイの開発に乗り出している企業多く、「アスカネット」という会社ではすでに開発に成功しています。

この技術が一般的にも普及されるようになれば、飲食業界や医療業界など衛生管理を徹底している業種で、作業の効率化も図ることができますし、コロナなどの感染リスクを下げることができます。

手袋をつけたままでも操作可能
手袋を付けたままではスマホやタブレットを操作できませんよね。スマホやタブレットは人間の指先から出ている微弱な静電気で操作をしているため、それを遮断するようなものを付けていると操作が出来なくなってしまいます。最近ではスマホ操作できる手袋も登場していますが、出来れば好きなデザインの手袋を付けたいですよね。

そんな時に空間ディスプレイを搭載したスマホやタブレットなら手袋をしていても操作が可能です。さらに空間上で操作するので、手が濡れていようが汚れていようが関係なく操作することが可能なのです。日常生活から仕事にまで幅広い分野で作業が効率化されること間違いないでしょう。

セキュリティーの強化
空間ディスプレイはセキュリティー対策にも優れています。銀行のATMに取り入れれば、光の角度によって盗み見ができなくなるので安心して取引することができます。また、指紋などの痕跡も残らないので、犯罪の防止にも役立てることができます。

空間ディスプレイのデメリット


導入費用が高い
確かに便利な空間ディスプレイですが、まだまだ導入費用が高額なので取り入れる企業が少ないかもしれません。高度な技術を使用しているため値段が高いのは、やむおえないことかもしれませんが、一般的に普及されるのには時間がかかることでしょう。

室内向き
空間ディスプレイの構造上、室内でないと空間ディスプレイを使うことが出来ません。野外で使ってしまうと、太陽の光などに遮られてしまいパネルを上手く映し出すことが出来ない恐れがあります。今後技術が進んでいけば、どこでも使えるようになるかもしれません。

日本デザインプランナー協会には空間ディスプレイデザイナーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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