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グラフィックレコーディング紹介

こんにちは!Designshipでnote企画を担当しているトム(@_tomd4)です。

前回の「Designshipスタッフ紹介 vol.2」はお楽しみいただけましたか?

スペシャリストな仲間たちによって創られるDesignship。
本日は、昨年に引き続きDesignship2019の会場をより盛り上げる「グラフィックレコーディング」のコンテンツを担うメンバーと、その活動についてご紹介します。

メンバー

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矢部たつこ 楽天株式会社
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科卒。
2017年Fablic.inc に入社し、フリマアプリ「フリル」のUIデザインを担当。2018年楽天株式会社のフリマアプリ「ラクマ」との統合より、引き続きデザイナーとしてUI設計からアートディレクションまで幅広い業務を行なっている。

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沼野 友紀 株式会社グラグリッド
企画営業、Webディレクターを経て、受託制作から、新たに何かを生み出す「考え方」を作り出すことに関心を持ち現職に。現在はメーカーや人材サービス業など幅広い業種でのプロジェクトや教育の場で、今無いものを生み出すための考え方を伝え、プロセスを共に考え出しています。
常葉大学 造形学部「インフォメーションデザイン」非常勤講師。

グラフィックレコーディングとは?

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グラフィックレコーディングは、ファシリテーション技法のひとつで、「会議・イベント・対話や共創の場で聞いたこと・見たことを、絵や図を使い即座に手で描き出すもの」として様々な場所で活用されています。
VISUAL THINKING PARTNERとして、登壇者のストーリーからエッセンスを掴み、そこに参加者の思いを載せることで、皆さんがより多面的にセッションを深く味わい、互いに活気ある影響を及ぼせる環境を生み出します。

「グラグリッド」での活動

沼野さん:私たちはサービスデザインのアプローチで、価値ある体験と社会のしくみづくりをしています。
事業戦略やブランド力の強化を支援する「ビジョンづくり」、イノベーション創出を支援する「商品づくり」、クリエイティブな組織文化醸成を支援する「組織づくり」まで、幅広くサポートしています。
今回Designshipの各セッションでも、グラフィックレコーディングを活用したビジュアルボードを描いていきます。

「グラグリッド」とDesignshipの繋がり

沼野さん:昨年、様々な企業の課題や未来を考える現場に立つほど、デザイナーが持つ方法や考え方が活きることを実感していたときにDesignship2018の開催を知りました。
ティーザーサイトを見た時に「これは日本のデザイン史に残る日だ。日本初になるような、インパクトのあるグラレコでリアルタイムに残さないと!」と、勢いのままグラレコのイメージラフを描き、企画書を作り、公募スピーカーの応募先へ「ここにグラレコ導入しませんか?私たちこんなイメージでやりたいんです!!」という投げ込みをしました。

Designship代表理事の広野さん、小松さんから「自分たちは日本の未来を良い方向に変えたい。デザイン業界がまず盛り上がらないと、日本の経済もダメになる」という開催に賭ける熱い言葉を聞き、「発信側だけでなく聞き手も巻き込みながら、熱い思いを残していこう」と計画に入りました。

※2018年のビジュアルボードの試みは「同時多発的な内省を促す」一例として、2019年6月にデザイン学会で論文を発表いたしました。
交流促進のためのミラーボール型リフレクション

グラフィックレコードブースのお楽しみポイント

沼野さん:Designship2018に引き続き、今年も次の時代を担う大学生グラフィッカーが参加します。
これから漕ぎ出していく社会はどんなものなのか?デザイナーのストーリーを自分たちの五感を総動員して掴みながら、ポイントを抑えるビジュアルとして描きます。
今年はさらに、小学生のグラフィッカーも登場!弊社では小学校での授業を通じ、自分たち一人一人がペンを持って描きながら考える「おえかきシンキング」を「未来を進む力」として伝えています。
彼女たちが登壇者のストーリーの中に「自分だけの意味」を見出し、描いていくことを楽しみにしています。

矢部さん:登壇者の思いを視覚化し、受け手がポストイットに思いを託して貼ることでインタラクティブな体験となった去年のグラフィックレコーディング。
これを読んでいる方の中にも、きっとポストイットを貼ってくださった方がいらっしゃると思います。
あの体験をさらに拡張し、より双方のコミュニケーションが活発になれる仕掛けをグラグリッドさんと一緒にご用意してお待ちしています(絶賛準備中!


いかがだったでしょうか?

グラフィックレコーディングは、皆さんとともに楽しめるコンテンツです。Designship 2018からよりパワーアップした「グラレコ」を、会場でぜひお楽しみください!

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