照れくさい夜道

今夜は元上司の壮行会だった。一言ずつメッセージを送る時間があったのだけど、自分の番が来て「〇〇さんお疲れ様でした…」と言った瞬間にめちゃくちゃ泣いてしまった。
その上司とは、一緒に働いてきたけれどそこまで深く話したりはしたことなくて、二人の思いでとかあるわけじゃなかったけれど、なんか感極まった。それまでにみんなが言っていったメッセージが沁みたのもあるかもしれない。
これまで会社で泣いたことは一度もなかったのに、とうとうはじめてを迎えたよ。

帰りはOL小説を21時ぴったりに投稿するためにみんなと別れて、真っピンクなつつじが先の方まで連なる夜道をひとりで歩いた。行きはあまり意識しなかったけれど、来たことがないまちだった。ふわふわ、お酒が回って、シチュエーションだけでロマンチックだった。だんだん、あんなみんなの前で泣いたのが照れくさく居ても立っても居られなくなったので、恋人に電話してこの前見つけた暗渠の話をして、今日を締めくくった。

今週も、OL小説、更新しました!上司との話です。ぜひ見てください。

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