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おはようにゃんこ10

 訂正します!


 先日投稿した「おはようにゃんこ7」の記事の内容に誤りがあることがわかり訂正させて頂きたい。

上の写真、二匹の猫が一緒にいる光景である。
毎度お馴染み、T公園の福ちゃんとモモちゃんだ。
前回の記事の中では、この二匹の猫について次のようなことを書いた。

この2匹は大抵同じエリアで暮らしているが、付かず離れずといった関係で、いつも適度な距離を置き、お互いを意識しつつ、くっついたり、一緒に遊ぶということはまずない。近すぎるとどちらかが猫パンチを繰り出して、あっちへ行けとやっている。縄張りの巡回もそれぞれが別の場所に、それぞれのペースで出かけている。



ところが、である。
上の写真を見ての通り、この説明が間違いであることが、先日分かった。



一緒にいるじゃん!!




左:福ちゃん 右:モモちゃん


しかも、このツーショットに至るまでの経緯が驚きだった。
始めこのエリアに着いた時には二匹ともいなかった。どちらか片方一匹だけのこともよくある。いないのは自分の縄張りの巡回中か、狩りの真っ最中か、或いはどこかよその草むらで昼寝中である。いない時には1時間たっても戻っていないことがよくある。

定位置にあるベンチに腰かけてしばらく待っていると、やがてモモちゃんが戻ってきた。遠くからこちらの姿を見ると、にゃあにゃあ鳴きながら走り寄ってくる。
この姿がとてもかわゆい。
ひとしきりカリカリを与えると満足して、しばし水を飲んだり、毛づくろいをしたりしていた。いつもモモちゃんはその後すぐに近くでゴロンと横になり、じっとしていることが多い。
だがこの時ばかりは違って、珍しくすぐにまたどこかへ行ってしまったのだ。

ところがその10分後、驚くべきことが起こった。
再びモモちゃんが帰ってきたのだが、何と福ちゃんも一緒に帰ってきたのだ。
二匹が仲良く並んで歩いている姿は初めて見た。
まるでモモちゃんが福ちゃんを迎えに行って、連れ戻してきたかのようだった。


「にゃあにゃあ、福にゃ~ん!」
「なんにゃ、モモにゃんにゃない、どうしたにゃ?」
「今にゃ、いつものオッサン来とるにゃ。」
「にゃ~、そうにゃん。モモにゃんはもう何か喰ったにゃ?」
「にゃあ、いつもと同じやつにゃ。たまには違うのも喰いたいんやけどにゃ。」
「そうにゃんにゃ。しゃあないにゃ~。でもたまに舐めるチュールはおいしいにゃん。」
「うんうん、あれはおいしいよにゃ~。」
「それにゃ行くとするにゃあ。」
「そやにゃ、一緒に帰ろうにゃ~!」

と言ったとか言わんかったとか。
知らんけど。




ご覧くださりありがとうございます。


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