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大規模再開発の上流から下流まで①

初めまして!KKです。Twitterから見てくださってる人が多いんですかね? ただ初めてなので軽く自己紹介から入ります。

総合デベロッパーに勤めている若手社員です。部署は濁しますが、オフィスビルに関する事やってます。学生時代は体育会で頑張ってました。資格は不動産屋なので宅建は勿論持ってます。英語は決して得意ではないので触れないで下さい(笑)そしてKKの名前の由来とかは特にないですね。なんか適当にローマ字を使ってみた感じです。決して○室圭さんとかではないのでそこはご理解を…(笑)

さっさとメインの話題にいけと言う方も多いと思うのでいきましょう!

0.初めに

今回お話するのは再開発の上流から下流までやろうと思います。単にTwitterでDMで1番きたのがこれだったってのもありますし、やっぱり外から見えているデベロッパーってこういう仕事だと思ったのもありますね。

ただデベロッパーに勤めて20年以上とかのベテランから見ると拙い解説になってるかもしれません… 。出来るだけ就活生や少しでも不動産業界に興味を持っている人にも伝わる方法で再開発を伝えたいと思ってます。出来るだけ平易な文章で書きますのでその点はご了承ください。

まず皆さん再開発と聞いて思い浮かぶプロジェクトって何ですか?色々ありますよね。私が1番好きな再開発物件はミッドタウン日比谷です。オフィスの導線が難かなと思いますが、ここで昼間は働いて夕方に映画見て、夜のディナーとか最高だなとかオープンした時に思っちゃいましたね。(素人みたいな話ですみません笑)

個人的な話は置いておいて、各地方都市でも再開発がかなり行われていますが、東京の再開発はどれも規模は圧巻です。有名なプロジェクトだと土地の価格だけで1000億円超えていることも少なからずあります。建物を含んだプロジェクトの総額は1000億円以上はスタンダードとなったりします。それぞれ各社の代表的な再開発物件を軽く纏めてみましょう。

三井不動産: 東京ミッドタウン、日本橋1丁目中地区
三菱地所: 新丸の内ビル、常盤橋プロジェクト
住友不動産:泉ガーデン、三田3・4丁目地区
東急不動産:東京ポートシティ竹芝、桜丘地区
野村不動産:虎ノ門GS、芝浦一丁目地区
森ビル:六本木ヒルズ、虎ノ門麻布台プロジェクト

等々ですね。既存の再開発ビル1つと今後竣工する予定のプロジェクト1つ、合計2つ挙げてみました。あくまで既存は思い付きなのでこれじゃないだろ思っている方ごめんなさい。それと他の会社ももちろん再開発やってますよ、今回は大規模再開発なのでこの辺りまで触れておくという感じです。

これらの再開発は規模も大きくて遠くからでもわかるくらい特徴的なものが多いです。その土地のランドマークになってますね。ただ何故デベロッパーは長い時間をかけ、多額の資金を投じて上記のような再開発をするんでしょうか。また再開発を上流から下流まで解説してみるのが今回のnoteです。かなり長くなりますので良ければお付き合いください。

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