26歳、aikoに学ぶ人
ふと思い立ってaikoを車の中でかけてみた。
私の中のaikoといえば平成のを代表するアーティストの1人で、彼女が書く女性の像はとっても可愛い。ぐらいの認識だった。
カブトムシが歌えるのかと思った。喉から血の味がするけどめちゃくちゃ頑張ったら歌えた。
次に流れたストローという曲に私は大きく学びを得ることになる。
心底驚いた。おそらく朝の場面なんだと思うけど、パートナーを想ってする行動が可愛すぎる。俗っぽい言い方になるがこう言う人好きィ…と胸を打たれた。
お風呂上がりのお茶飲む時間を特別なものにしたくてストローを買って、色とりどりのストローをおみくじのように引いていた事から曲が出来たと聞いた。赤のストローを引いた時は嬉しかったらしい。
日常の何気ない事にフォーカスを当てて、そこに対して幸せを感じる感性は誰しも出来るけど一瞬の事だし心に留まらない方も多いと思う。私も無論その方だ。
赤信号に捕まらなかったとか、お会計がキリ番だったとか、出かける時に晴れたとか、本当に些細な事なんだと思うけど、自分の人生に大きな影響はないけど少しのミラクルが起きたぐらいの事象って意外とあるし、そこを幸せに感じれたらめちゃくちゃ素敵だと思う。
曲の終盤には相手の嫌な所も少し見えてくる描写もあるが、そこを含めて相手の幸せを願うぐらいには想っていると言ったような歌詞もある。女の子をすごく感じる。
私は女の子ではないけどなんとなく理解した気にさせてくれる。
歌詞カードがある意味が少しわかった気がする26歳でした。
いま現代文の授業を受けれたら幸せなのにと後悔しています。
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